美は胃腸から・・・
細胞レベルから美健康を考える胃腸良子です。
川島直美さんが激やせで話題になっております。
昨年、肝内胆管ガンで手術されたそうですね。
肝内胆管ガンは癌の中でも手術や治療が難しいとされている癌です。超音波ではなかなか発見しにくく、CTやMRIなどの画像診断を合わせないとなかなか確定診断がつきません。その難しい手術を乗り越えたのです。早く回復してもとの美しい直美さんに戻って欲しいですね。
健康や美を蝕む癌。恐ろしいですよね。しかし、肝臓、胆嚢、膵臓、肺に出来る癌は発見や治療が難しいのに比べて、胃や腸は恵まれています。検査で病巣を直接見ることが出来るからです。
今日はその予防しやすい胃癌の原因、ピロリ菌について考えてみましょう。
アンチエイジングの敵?ピロリ菌
ピロリ菌ってなにもの?
胃炎や胃癌の原因になる悪い菌です。
ではなぜその菌に感染するの?
ピロリ菌は、ほとんどが5歳以下の幼児期に感染すると言われています。幼児期の胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生きのびやすいためです。そのため最近では母から子へなどの家庭内感染が疑われていますので、ピロリ菌に感染している大人から小さい子どもへの食べ物の口移しなどには注意が必要です。大人同士のキスではうつらないそうですよ(笑)
ピロリ菌がどんな悪さをするのか?というのは、こちらのブログで触れました。
簡単にまとめると・・・
ピロリ菌は胃の中でウレアーゼという酵素を出して胃粘液中の尿素を分解し、アンモニアを作ります。アンモニアはアルカリ性ですから、ピロリ菌はこれにより胃酸を中和し、自分がすみやすいように環境を整えています。同時に、アンモニアは胃の粘膜を直接傷つけます。また、ピロリ菌は胃粘膜に有害な活性酸素や毒素も作りだします。こうした様々なピロリ菌の作用によって胃粘膜が損傷した状態がベースにあると、胃酸の刺激を受けることによって胃潰瘍や胃炎、胃癌が発生しやすくなるのではないかと考えられています。
活性酸素!アンチエイジングを気にされているかたにとっては、よく聞くワードですよね。
活性酸素=老化の原因
つまり老ける原因を作り出している憎き菌なのです。
ピロリ菌退治、考えてみませんか?除菌方法についてはすぐすぐお知らせいたします。
お楽しみに
病院の先生方はよく言っておられます。
病気になる前にもっと気にしてもらいたかった・・・
そうなのです。出来てしまった病気を無かったことにすることはできません。
病気の早期発見、予防にもっとエネルギーを注がなくては勿体ないです。
いつまでも美健康でいるために、健康診断もアンチエイジングです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
美健康アドバイザー
胃腸良子