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前回↓

思ってもいなかったアイデア。

 

友人の心(シン)さんがまーくんの顔を見に来てくれました。

通夜葬儀は仕事で来られないかもしれないからと。

 

心さんは第一線で活躍するカメラマン(写真家)さんで

まーくんがとても尊敬している友人でした。

 

まーくんより大分年下なのに

考えていること技術、人間性、全て尊敬していました。

 

 

私がまーくんの下について働き始めて

初めて撮影のロケ現場に連れて行ってもらったのも

心さんが撮影する現場です。

 

ちなみにこの時の仕事が

義父様のナンバーワンにお気に入りの作品になっています。

(数年経った今も塗り替えられず。笑)

 

 

 

そんなご縁もあって

結婚の時の写真は心さんにお願いしました。

 

私たちは結婚式はあげていません。

家族写真を撮っただけ。

 

その写真を心さんに撮ってもらいたかった。

とても思い出深い。私もまーくんも思い入れがある方。

 

 

そんな心さんが、当時の結婚写真を

額縁に入れて持って来てくれました。

 

幸せそうに笑っている二人。

幸せに満ち溢れた両家の両親。

 

それを持ってきてくださいました。

(それは今もまーくんの仏壇に飾ってあります)

 

メインの大きい遺影も

心さんに撮ってもらったその時の満面の笑顔の新郎まーくんです。

 

 

 

そんな心さんが

「棺にメッセージ書かない?」と。

 

 

「悲しいのは本人が望んでいないと思う。

言い方は間違っているかもしれないけど

楽しく送り出してあげたい」と。

 

 

私は嬉しかった。

普通ならしないであろうこと

心さんからのアイデア。

まーくんはきっと喜んでいると思って。

 

味気ない棺がカラフルに彩られて

まーくんが沢山の言葉に包まれると思って。

 

 

田舎の両親は格式とかしきたりを重んじて反対かなと思ったけども

その言葉に「そりゃいい」と大の乗り気。

 

一応葬儀社にも確認を入れたら

問題ないとの返答。

 

 

やっぱり一発目はみんなビビって

それを察知した心さんが

でかでかと何の躊躇いもなく

棺桶に似つかわしくない

ファンシーな猫ちゃんを書いてくれました。

 

こういうことをサラッと

躊躇いもなく出来るところも

尊敬するところの一つだった。

 

普通描けなくない?

人の棺に。笑

 

 

 

心さんが一発目の緊張を解いてくれたので

あとは

家に来てくれた方

通夜葬儀に来てくれた方に

沢山言葉をいただきました。

 

暗くはしたくないと

用意したカラーペンのセットから

黒色を全部抜いて

カラフルに沢山書いてもらいました。

 

一人死んでしまったまーくんが

沢山の言葉と一緒に

みんなの想いと愛を天国にもっていけるように。

寂しくないように。

 

 

 

けど

私は書かなかった。

 

 

最後のまーくんと過ごす時に

その時に思った感情で書こうと

最後の最後まで書きませんでした。

 

 

 

みんなの言葉を乗せて

冷たい棺が温かくなっていく。

 

少しはまともに見られるようになった。

 

 

ありがとう心さん。

誰よりもまーくんが喜んでいるよ。

 

 

心さんのこと

大好きだったから。

 

 

 

 

 

続きます。

 

 

 

↓暴言からの仲違い。そして死に別れ。

どうして今なんだろう。

『初めから読む』

 

↓そんな心さんに写真を撮ってもらいました。

にしても心さん!私に厳しくない!?

『3人の家族写真』

 

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きみといっしょに。

 

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