2018の年の瀬に。

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今年のキーワードは「リスク」だった様に思います。

 

大阪の地震、中国地方の風水害など自然災害がありました。

自然といえば、尋常ではない夏の暑さと秋を飛び越えての冬の到来といった異常気象も健康リスクです。

 

倒産しかけた日産を立て直したのに、異国の地で逮捕収監された名経営者は、本人にとっては回避不能のリスク。青天の霹靂だったでしょう。

 

ポリティカルコレクトネスを無視して、お下品な言動がむしろ人気となった、時代錯誤の保護主義へ舵をきる米国大統領のご活躍。

これは、年末に株価の世界同時下落というリスクが顕在化しました。

 

これらはいずれも海外から見たら日本という国の「カントリーリスク」です。

 

私ごととしては11月29日に父親の突然の死に直面しました。1ヶ月が経っても膨大な事務手続きが続きます。

また、投資支援先との揉め事に司直の仲裁は予期せぬものでした。国家権力による保護と不自由さを感じています。

これもある意味カントリーリスクかな。。。

 

リスクを考える事は、未来を考える事です。

 

事業を構想するときに、「悲観的に準備して楽観的に行動せよ。」と言います。

 

事業構想は明るい夢の姿と、意図しない事を予期する想像力の両方が必要です。

 

年の瀬です。一年を省みて自己評価をし、来る年への想いを馳せようと思います。

 

 

 

 

 

 

プリンシプルが一番?

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戦後の日本経済復活の基礎づくりに大きな貢献をした

白洲次郎氏が残した言葉です。

「プリンシプルが一番」

筋を通せといことですね。

 

色々事情があっても一番大事なのは筋を通す事。変に忖度しない事。

だからこそ、戦後の混乱期にブレずに「復興」の一事に向かって対策を講じる事が出来たのでしょう。

 

それがゆえにこんな言葉も残しているそうです。

「プリミティブな正義感を大切にすれば半分の人に嫌われる」

 

プリミティブは幼稚なと訳されますが、たぶん白州さんは融通のきかない頑固なという意味合いで言ったと思うのです。

 

半分の人に嫌われてもいいから一途に筋を通したからこそ、旧態依然とした官僚の心を動かし、復興の基盤造りを成し遂げられたのだと思います。

 

起業家は組織人ではありません。半分の人に嫌われることを恐れてはいけません。プリミティブな強い意志を持っての人に嫌われる勇気を持った方が良いと思うのです。

 

残りの半分から強く共感される方が、万人から可もなく不可もなく思われる人より協力者がたくさん現れるはずだから。

 


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1日100食限定の理由

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毎日100食完売のレストランをテレビで取材してました。
14時には閉店するそうです。
インタビュアーが、もっと売ればもっと儲かりますよねと尋ねると
はい、儲かりますけど、従業員の退社時間が遅くなってしまうので
と答えていました。

常識が変わりつつあります。
資本主義の大原則は利益の追求だったはずなのに。
より多くの利益と引き換えに従業員の帰宅時間が遅くなるくらいなら、従業員のゆとりある生活を優先する。
お金ではない、時間の贅沢を経営者が選択したところが新しいですよね。

働き方改革は掛け声やルールだけではできません。利益追求が原理原則だと岩石よりも固く信じきる価値観の改革がなければ難しいでしょう。

株主が多様な上場企業では、利益追求を否定して別の価値観に切り替えることは、経済合理性に合いませんから、世の中全体の価値観の変化を待つしかありません。

でも幸い、日本の会社の99.8%は未上場企業ですから、利益追求の呪縛に囚われなくてもいいわけです。

利益追求を選択するもよし、利益よりもゆとりを優先も選択するもよし。経営者も社員も選べる時代になったという事ですね。

一昔前なら早く帰りたいから100食しか売らないなんて、考えが甘い経営者だと言われたでしょう。いま今でも中には変わり者扱いする古い考えが捨てきれない人もいるかもしれません。

資本主義が利益の最大化という一義的な価値観から、利益はビジネスの継続に必要な分だけにとどめるコンシューマーの幸せ追求主義も容認するようになったという事実をあなたはどう思います?
わたしは、ちょっと大げさですが、人類の進化なのだと思うのです