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kimimatsuはご存知の通り
【せっかち】だ。
『kimimatsuさんは本当にせっかちなんだから』
そういわれる度に
『だってB型だもん。』
『だって江戸っ子だもん。』
『そっちがどんくさいんだよ。』
などと思い切り開き直っていた。
せっかちなkimimatsuは
『あーーーー、もうチンタラしてんじゃないよ!』
と言うことがよくある。
つい最近
仕事関係の人と打合せをした時に
道行く一般市民の方にイライラし
『あー、もうっ!チンタラチンタラ!!!』
と思わず小声で言ってしまった。
幸い、チンタラなご本人には聞こえていなかったが、
同行者には丸聞こえで
『kimimatsuさんはせっかちですねぇ。』と呆れられてしまった。
その時も
『だってさ、チンタラし過ぎだと思わない?』
と同意を求めた。
すると、
同行者は曖昧に笑って同意には答えず、
『ところでチンタラってなんでチンタラって言うんでしょうね?』
難問を投げかけてきた。
【チンタラ】はあの母トミコもよく使った言葉だ。
ってことはロクな語源じゃないはずだ。
(※母トミコに関してはこのあたり→★ で読んでみてください。悲しい生い立ちがわかります。)
『やっぱさぁ、チン●足らずの略なんじゃない?
チン●が足らない=ぐずぐず男らしくない って言う意味でさぁ。』
と相変わらず適当に、でも結構当たりなんじゃね?ってことで答えておいた。
同行者はまたもや曖昧な笑みを浮かべ
『はぁ』と気持ちのこもっていない返事をした。
しばらくして
携帯をいじっていた同行者がこんな事を言い出した。
『kimimatsuさんっ!また適当なこと教えましたね!』
(またって一体????前にも???)
なにをいきなりと思い聞いてみれば・・・
『ほら、これ読んでくださいよ!』
見せられたのは・・・
ちんたらの語源
今でこそ技術が進歩して、焼酎は簡単に造ることが出来ますが
その昔、焼酎を蒸留するのに“チンタラ蒸留機”を使用していました。
この“チンタラ蒸留機”の使い方なのですが
1.まず、鉄釜に蒸留前の焼酎を入れます。
2.そして上に樽を設置します。
3.鉄釜の下から薪をくべてから火を熾します。
4.そうすると、熱くなった鉄釜が・・・『チンッチンッ』と音がします。
5.鉄釜の中に入っている焼酎は蒸発し、樽の方へ上昇します。
6.気体になった焼酎は冷めると液化して樽に付いた筒の中を通ります。
7.そして壺の中へ・・・『タラタラッ』と滴り落ちます。
この作業時間の長いこと長いこと...
その様を表しているのが“チンタラ”。
・・・というわけで語源は
【チン●足らず】なんかじゃなくて【焼酎の蒸留器】ということでした。
・・・
・・・
『下品過ぎますっ!!!!kimimatsuさんっ!!!』
・・・そんなに怒らなくてもいいじゃんかよ。
↓これが問題の(いや、問題はない)チンタラ蒸留器だ
※画像はお借りしました。
みんなも間違えないようにね