ナオアキ(実名) | 悪あがき女製作所

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-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田

*
お久しぶりな女友達から電話があった。

遅蒔きながら入籍しましたドキドキと。

おめでと☆


私はある出来事から、彼女の幸せを陰ながらお祈りせずにはいられなかったのだ。


「あー、あのバカの話ね。書いちゃっていいよ~。」との事なので、書きます!


*
彼女、ヤスコ(仮名)とは遊び友達だ。

よく夜遊びをした。

当時、ヤスコは通い同棲をしていた。
彼は会社の独身寮、ヤスコはマンションでそれぞれ一人暮らしをしていたが、毎日いずれかの部屋で一緒にいた。


「今日は会社の飲み会で、寮に帰るって言ってたから
うちで二人で飲もうよ!」

ヤスコからの申し出で、私はつまみ作り、酒買ってヤスコんちに行った。


着くなりパジャマ借り、化粧おとして、楽しい飲み会♪


女の子飲み会ってこうだよね?


ヤッた男の名前全員書けるかな?ゲーム

だとか下品極まりない会話で夜中どっぷり。


そのとき玄関で物音。



???



なんだろ?と二人で顔を見合わせていると・・・


ベロンベロンでフラフラのヤスコの彼、ナオアキが入って来た。


おりょりょ、どうしましょ。


とりあえず


「はじめまして、kimimatsuです。」とご挨拶。


するとコートを脱ぎつつナオアキ、何を思ったか、


「ぐふふ~、なぁにいっちゃってんだか・・・」

すんごーくにやけながら、そのまま勢い良く

スーツ脱ぐ

ワイシャツ脱ぐ

シャツ脱ぐ

靴下脱ぐ

トランクス脱ぐ



ベッドに横たわり


「また来たよ、よろしくお願いします」
って。
大の字になり、そのまま頭の下に手を入れるナオアキ。
(ホールドアップ?)



はいぃぃぃっ?



ヤスコの顔色が変わった。
ナオアキが今脱ぎ捨てた服の持ち物検査が速やかに行なわれた。

私は目の前に放置された【友人の彼の全裸】に困り、とりあえずナオアキJr.にクリネックスをふわりとかけておいた。(見ちゃったけどね)



ブツはあっけなく発見。


ファッションヘル○の名刺が財布から押収された。


あちゃぱー、
酔っぱと寝呆けのダブルパンチで、私をヘル○嬢と間違えたらしい。



「ちょっと、ナオアキ起きなさいってば!」

バーボン飲むために用意した氷をナオアキの体にのせるヤスコ。


ひゃうぅ~っ!
情けない声をあげ、飛び起きるナオアキ。


映画「ナインハーフ」では気持ち良さそうだったが、これを見る限りでは、命懸けのプレイかも?と考え直したくなった。


それから延々一時間、
ナオアキは彼女の友人の目の前で、クリネックス1枚だけを身にまとい、正座させられ、お説教をうける事になる。



もはやヤスコの頭には、
友人の目の前にある彼の痴態よりも、

ヘル○通いの彼に対する怒りが勝っているようだ。


私は見てはいけない気持ちと、見たいという好奇心とが人格会議を脳内ではじめ、いつものパターンで75%を占める好奇心が勝利したのだった。



*
あんたさー、がん見してたよね(笑) がははは。



まだ見ぬヤスコの旦那様が、風俗好きでない事を願います。