2014 Roland Garros 1r | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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1年振りのレッドクレーでのRoland Garros。

#24シードのPavlychenkovaに3セット戦い敗退。

昨年の2013年はStosur
2012年はSchiavone
2011年はWozniacki
2010年はSafina

2009年は予選。

本戦に出れるようになった2009年から5年間
毎年、シード選手との対戦!

128ドローある中で、
どれだけドローの引きが強いんだって感じ。

昨日の1回戦は自分で考えていたより悪くなかったです。
まっこの2年のStoserやSchiavoneのような
グリグリスピンではないからっていうのもあるけど。

1st setで出しは
相手のボールとのタイミングがなかなか合わず。
ボールに深さはあるけどボールのスピードや重さがないので
下がり気味にしていたポジションを上げて調整。
それでも構えたときの一発はあるので
状況を見て上げたり下げたり。
相手のテニスも良かったり悪かったりするので
リズムを完全に掴めず…..
まずは私が3ゲーム目、30-0でリードしていた場面で
2本のいきなり意味不明のダブルフォルト。
これで自分で崩れたきっかけを作ってしまった。

クレーの上ではショットの選択の迷いが
ハードコートのときにはないものが出てしまう。
よってミスも増えてしまう。
1st setも3rd setもこのショットの選択ミスがもう少し少なければ
スコアはもっと違ったものに出来た手応えがあった。
また相手は私からのリターンをかなり警戒してか
ダブルフォルトの数が増えていった。
そんな状況を考えるともう少し出来る事があったんじゃないかって思う。

やっぱり負けることは悔しい。
でも追求したところでクレーは難しい。
試合後に私がほんとにクレーが嫌いって知っている何人かのプレイヤー仲間に
3setだった結果の上で「Kimikoはクレーを苦手って強く思い過ぎだよ」
って言われた。
確かそうなのかもしれない。
それでもやっぱり嫌いだし私のテニスは生きない!

というわけでシングルスは終わってしまいました。

あとはダブルス!
ダブルスはレッドクレーであれと言いたいところなんですが
これまたドロー運が悪く…..
シードはシードでもかなりの強敵。
Indian wellsで負けているペアでもあるけど
その後もこのペアはかなりいい結果を残し続けている。
しかもクレーはさらに強い。
今、強い勢いのあるペアとプレイヤー間で誰もが認めるくらい。
なのでかなりタフです。
でもダブルスはちょっとしたことで流れを掴めることも多い。
今日はパートナーのBarboraと午後からダブルスに向けての練習してきます。