お隣のおばあちゃん | ええかげん英国田舎暮らし

ええかげん英国田舎暮らし

〜イギリス堅物夫となにわのゲラ嫁〜

いいかげんななにわっこが、何もかもがいいかげんなイギリスで田舎暮らしをスタート。
イギリスでの日常、仕事、国際結婚、不妊治療、養子縁組、病気などのブログ。


こんにちは、コクですニコニコ


夜中、夫がふと目が覚めた時に私を腕枕させようとしたんです。

でも夫が寝汗かいてたので、嫌がった私。

諦めて寝直すだろうと思ったら、慌てて真夜中に飛び起きて着替えてました笑い泣き
そこまでして腕枕せんでも…




ここからが今日の本題です





うちのお隣さんは、80才に近いおじいちゃんおばあちゃん夫婦。
娘さん家族が近くに住んでいます。



↓一度心臓発作で救急搬送されてます






おじいちゃんが心臓の手術で一週間ほど入院することになりました。

心臓の手術で一週間は普通なのがイギリスw





すると入院日から毎日

娘がお隣へ来てて、さらには私たちが見たことのない車(田舎なんでよく来る人の車は知ってる)がずっと停まっているんです。






前回、救急搬送された時でも娘が一回来ただけ。


なのに、今回娘さんは頻繁に来てるし、


おじいちゃんから手術の話を聞いた時はそんなに大変な手術じゃないって聞いていたけど、実は危険な手術やったんか…?キョロキョロ


それとも手術で何かあったのか…?滝汗



そして夜になってもずっと停まってるこの車はなんや???滝汗







たまたま、その車の持ち主が出てきた時に声をかけてみたら、



おじいちゃんの手術は問題なく終わっており、予定通り退院することを教えてもらいました。


その方はおばあちゃんの友人で、入院している間、おばあちゃんのサポートをしているそうです。





おばあちゃんのサポート?えー?

おばあちゃん、全然元気な人やのに???


おじいちゃんのサポートの間違い?






退院して数日置いてから、夫と一緒におじいちゃんの様子を伺いにお隣のドアをノックしました。






出てきたのはおばあちゃん。




夫「おじいちゃんの体調いかがですか?」





おばあちゃんは、きょとんとしていました。





夫「先日退院されたと思うんですが…」



おばあちゃん「ええ…。えーと…アセアセ




明らかに困惑しているおばあちゃん。


その様子に困惑する私たち。





↓まさにこのイラストとおんなじ感じ







すると後ろからおじいちゃんが出てきて、





おじいちゃん「誰が来たんだい?やぁ、ジョンとコクじゃないかニコ



夫と私「こんにちはニコニコニコニコ



おじいちゃん「ほら、お隣のジョンとコクだよ。」



おばあちゃん「え、ええ…驚き



おじいちゃん「今日はどうしたんだい?ニコ



夫「体調どうですか?」







おばあちゃんは何も言わずにぼーっとしたまま、家の中に戻っていきました。


おばあちゃんの反応に疑問に思いつつ、おじいちゃんから経過のことを聞いたり世間話をしました。





そしてわかったのが、おばあちゃんに認知症の症状が始まっていて、

私たちが来た時も、おばあちゃんは私たちが誰かわからなかったであろうことを知らされました。


おじいちゃんが「ジョンとコクだよ」って説明してもパッとしない様子だったのはこういうことやったんかと納得。





物の場所とかも忘れてしまっているし、一人にしては色々と危ないので、

おじいちゃんの入院中、おばあちゃんの生活全般をサポートするために友人がおうちに毎日泊まっていたんだそう。





少し前に会った時はおばあちゃん全然普通やった、むしろ元気そのものやったのに、

急に私たちのことがわからなくなるなんて、ショックでした。

私たちが気づかなかっただけで症状は出ていたんだと思いますが。




以前は、おじいちゃん(心臓悪い)が先に亡くなっても、そのままおばあちゃん一人でお家に住むと言っていましたが、もうそれは無理そうですぐすん





いつも私たち夫婦に親切にしてくれる優しいお隣のおじいちゃんおばあちゃん。



私たちが家や庭をいじる時や、旅行で家を開ける時などにサポートしてくれたり、地元の情報を教えてくれたり、親身になって相談や話を聞いてくれたり、


二人とも、この夫婦が隣人で本当に私たちは恵まれているなぁと思っているので、とても悲しいです。




私たちには微々たることしかできませんが、ほんの少しでも何か役に立てることがあればいいなと思います。









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