先日の小説の続きを
ちなみにnoteにもこそっと上げております
前回と同じように若干少しお話を修正と言うかプラスしてこちらにあげます
【玲愛と勇介の出逢い③】
会話が弾み、話に集中してるとオードブルとサンドイッチが二人の前に置かれた
それは始めて逢ったとは思えない雰囲気で、勇介の気遣いと玲愛の気遣いが心を落ち着かせて・・・・
玲愛からのサンドイッチを見て『勇介さん美味しそうです』
玲愛からの嬉しそうな声に勇介はとても安らぎを貰った気分だった
(玲愛さんは言葉を素直に表現してくれる事に心がホッとした。そして俺は言葉を続けた)
『玲愛さん・・・ちょっと聞いていいかな?』
『勇介さん?何かしら?』
『玲愛さんはお付き合いしてる方は?』
『残念ながらいなくて・・・・勇介さんは?』
『いない・・・俺は独立してからは余裕なかったし・・・付き合っていた人いたけど振られた』
『え?勇介さんが?・・・でも独立すると余裕なかったりするから・・・そういうところありませんか?玲愛も・・・』
『玲愛さんも?・・・玲愛さんを振るなんて』
『振られました、仕事より俺かって言われて』
『そうなんだよね・・・仕事に余裕出来るまでは?・・・・』
『そうなんです~(うふっ)』
『わかってくれる人がいて嬉しいな。さあ、食べて』
『いただきますっ』
オードブルとサンドイッチに玲愛と勇介は手にとって口にした・・・・
『オードブル美味くない?』
『このソーセージ美味しいですお酒とオードブルは相性良いですものね』
『そうなんだよね・・・美味いね』
2杯めを口にして・・・・玲愛は
『勇介さんこれ美味しいですね』
『俺は此処に来ると何時もこれなんだ。仕事やりきったって気持ちになれる』
『玲愛…お仕事やりきった気持ちってわかります』
『ありがとう。やりたい事が出来るのは良いけど軌道に乗るまでは色々あるからね』
『ホントにそうですね』
玲愛は勇介が安心して話してくれてることにほっこりな気持ちになる…
『俺、玲愛さんと話してると楽しくて』
『玲愛もです。是非仲良くさせてください。』
『名刺見て思ったんだけど・・・玲愛さんのお仕事ってすごく素敵な仕事だね』
『いつかは自分でしたいお仕事で・・・思いきって会社を辞めて起業しました』
『そうだったんだね』
『はい、周りにアドバイス頂いて頑張ってます』
『そうなんだよね・・・一人じゃ出来ないからね、俺もそう』
『勇介さん?(手を握って)玲愛応援してます』
『あ、ありがとう・・・玲愛さん』
『玲愛で良かったら愚痴でもおっしゃってくださいね。聞きます』
『頼ってもいいのかな?』
『(笑顔で)是非何でもお聞きします』
『ありがとう玲愛さん』
『聞いてもらうだけで心落ち着くってありませんか?』
(勇介さんに伝えた・・・ひとりでは辛いことも多いそれは玲愛もわかっているから玲愛も周りに支えられて頑張って来たから・・・・)
時間を忘れて話し込んでるとバーテンダーからラストオーダーのお声がかかり
『かなり時間を忘れて話し込んでしまったね、玲愛さん最後に飲む?』
『勇介さんが飲むなら玲愛も飲みます』
『飲みましょう』
勇介はラストオーダーを
『色々お話してすみません。勇介さんの疲れが少しでも取れていれば良いのですが』
『とっても気分転換になってる。玲愛さんは?』
『楽しくて・・・』
『あっそうそう、玲愛さん明日早いの?もしゆっくりならモーニング一緒にどう?』
『10時頃にホテル出発するので大丈夫です。是非ご一緒しませんか?』
『決まりだね』
『(笑顔)』
ラストオーダーのシンガポールスリリングが玲愛と勇介の前に置かれて・・・
玲愛はグラスを眺めながら・・・・(楽しいな)
『勇介さんはおいくつですか?最初にお聞きすれば良かったんですけど』
『俺は33、玲愛さんは?』
『玲愛は28です』
*
聞くと玲愛より、年上の勇介さん大人の男性とは思っていたけど・・・エスコートが素敵で自然な対応が心和ませて下さる。
そこが、勇介さんの良いところなのかもしれない
*
『玲愛さん?』
『は、はい』
『酔ってしまいましたか?』
『大丈夫ですっ』
『そろそろ時間ですから行きましょうか?』
『そうですね・・・・』
『ちょっと待って・・・』
『?』
『(手を差し出す)玲愛さんどうぞ』
『勇介さんありがとうございます』
*
玲愛と勇介はBARを出て部屋へ戻る為エレベーターに・・・
『玲愛さんお迎えは8時頃でも構わないかな?』
『大丈夫です』
『それじゃ8時頃迎えに行きますね。お付き合いしてくれてありがとう』
『玲愛こそ誘って下さってありがとうございました。ご馳走さまでした』
エレベーターは玲愛の部屋の階に着き扉が開く
『玲愛さんありがとう。また明日ね、おやすみなさい』
『勇介さんありがとうございました。おやすみなさい』
そして勇介は部屋へ・・・・
*
楽しく過ごさせてもらった玲愛さんの気遣いに感謝して・・・俺は部屋に戻り仕事の纏めを初めていた