家庭を守ることは、男として大切なことだと思います。
自分自身、離婚しているのでえらそうなことは、言えません。
自分の一番身近な人を大切にできない人が、世界の平和も、組織論を語るなどまったく意味のないことであることもよく分かっています。
そういう点では、僕は、リーダーとして未熟な面が多いと思います。
いや、まったくの駄目人間だと反省しています。
『男は結婚していないと社会的に信用されない』とよく言います。
人が、共同で生活するとルールができます。
結婚すると、互いにルールを守ることが必要になるからです。
どんなに社会的に評価を受けていたとしても家庭での役割を果たしていなければ信用されないということです。
家庭は組織の最小単位ですから、組織の基本単位である家庭での役割を果たしていなければ信用できないという意味です。
その人が組織でしっかりやれるかを判断するのに、家庭のメンバーとして責任を果たせているかどうかを見るというのは、常識だそうです。
こないだ、うちのクリニックの事務長とそのご家族と食事する機会がありました。
二年前に結婚した彼は、家庭人としても良き父親として良き夫として頑張っている様子が手に取るようにわかりました。
子供は、すくすくと素直に育ち、うちで受付をしていた彼の奥さんも独身でいたころよりもずっときれいに見えました。
結婚してから、仕事ぶりもしっかりしてきたと周りの評価も上がっていたのですが、彼の、奥さんや子供への対応の様子を見てとっても暖かい気持ちになり、また、彼と一緒に仕事ができること、彼がうちの組織にいてくれることをうれしく感じました。
こういったメンバーがいてくれる組織で働けていることに感謝するとともに、自分も家庭を大事にしなければいけないと感じました。
崩壊してしまった家庭ですが、子供がいますので、父親としての役割は、きっちり果たして行こうと思います。
結局、男にとって一番大切なことは、どんなに仕事を成功するとか社会的に認められるかということより、一家庭の父親として立派に生きることが大切であるということが最近分かってきました。
そういう意味では、自分の両親は尊敬できるし、部下からも学べることができる僕は幸せだと思いました。
男の子にとって究極の教育は、いい大学に行くとか、いい仕事につき社会的地位を得るということではなく、いい父親になるということだと思います。逆に女の子にとっては、いい母親になるということでしょうか?
離婚してしまい、いい父親になれなかった僕ですから、子供をそのように教育できるかとっても不安に感じています。
家庭人として完全に失敗してしまっている僕。
今の状況で、子供のためにできることはすべてやってあげようと思っています。
じゃあ離婚せんかったら良かったやんといわれそうですが、いろいろと事情ってもんがあるわけです。
本当に人生はうまくいきませんね。頭でわかっていてもできないことも多いです。
他人に厳しく、自身に甘いリーダーは最低ですね。
なんか。駄目なぼやきになってしまいました。立派なことを書こうとしたんですが、自分が駄目なのでぼやきになってしまいました。
すみません。