板野橋 | 寅次郎kimagure万遊記

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肱川の中流に架かる此の橋は、俺が小さい頃板で出来た橋だった。今の橋よりも低く子供の頃は橋の上から飛び込んでは夏を過ごしていた。
其の橋は、橋脚毎に分割させていて、ワイヤーで分割されていた橋を繋いでいる。
此の近辺の部落の人は洪水の事を大水と言い、此の橋は、大水が、起こると片方の岸のワイヤーをほどくと、大水と共に岸に偏り橋は、流されずに済む。そして、大水が、過ぎ去った頃に索道で連結していた。
そして、俺が分校から菅田の本校に通い始めた頃今の橋が出来上がった。(昭和41年、1966)出来上がった橋は、潜水橋ながら普段は水面から高く手摺を取り付けることとなった。
其からも大水は容赦なく襲いかかり、其の度に消防団が手摺を取り外していた。ある時水難事故が起き、管理委託業務に25年余りがたった。
夜中に大風のふく日の手摺の取り外し、通勤通学のために朝早くからの復旧、水位上昇の速さに取り外しが間に合わず呆然と立ち尽くした時、亡くなった親父と足った二人で取り外した事は何度もあった。
そして、筏流し大会の出発点でもあった、板野橋…
其の橋が今回宇津橋と名前をかえ、新しく大きくなった。
俺は、複雑な気持ちで此処のところ過ごしている。
何れ、板野橋は取り壊されるだろう、見たくない…
俺のそんな気持ちを知ってかどうか、取り壊しの権利すら与えられそうにない。奴ら、知らぬ間にそっと壊す積もりなのだろう。
俺は、自分の力不足を痛感している… 人のええのも馬鹿の内と母ちゃんが良くいっていたが、やっぱし…

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