第二次世界大戦中のヒトラーの精神分析に関する機密文書が発見された | 蜜柑草子~真実を探求する日記~

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できごと[1][2]
第二次世界大戦中の1942年の4月に書かれたイギリスの諜報機関の報告書が発見された。
ユダヤ人大虐殺直前の、ヒトラーの精神状態に関する分析をした機密文書だ。

ヒトラーは、第二次世界大戦の時、敗北が近づくにつれて"ユダヤ恐怖症"になっていった、と書かれている。
分析者は、彼のスピーチから、ユダヤ人に対しての被害妄想を抱き始めていることを感じ取っていた。

ヒトラーは第二次世界大戦の中、どのようにしてユダヤ人を敵視し始めたのか。
ドイツが周囲を外敵に囲まれた時、ヒトラーは内なる敵(ユダヤ人)に焦点を当てるようになった。
報告書は「ユダヤ人が悪の化身である一方、ヒトラーは善の精霊の化身である」と言う。
ヒトラーは、メサイア(メシア)コンプレックスに陥っていた。
ユダヤ人の中にいる悪の化身に対して、選ばれし民から成る十字軍を率いなくてはならないと信じていた。
報告書には、このユダヤ恐怖症がヒトラーの精神を支配し始めたことに加え、
ヒトラーが、ユダヤ人を、ドイツへの単なる脅威ではなく、悪魔の代理人だと見なしていたと記してある。
そして「ヒトラーは、宗教妄想にとらわれていた」と結論づけている。


ひとこと
ヒトラー関連の話題は、今でも色々な説が飛び交っているので、あまり書くことは無い。
推理小説になってしまうから。
ヒトラーがユダヤ人だったという説も根強い。(この分析と矛盾しない)
あと何十年かしたら真相が分かるでしょう。
個人的には、ナチスのUFO建造計画を早いところ何とかしてほしい。

それに、ヒトラーの業績についても、十分に研究されているしね。
マルクの魔術師シャハト博士と組んで、荒廃していたドイツ経済を立て直したり(しかもインフレ無き好景気)、
ラインラント進駐をして大陸での主導権を取った軍事の天才であるとか。
ホロコーストは、これまた十二分に議論が尽くされた話題。
後は、「わが闘争(マイン・カンプ)」を読むべし、としか言えない。


毎年、少しずつ公開される機密文書。
こういうのを読んでいて思うのは、イギリスやアメリカは偉いよなあ、ということ。
戦闘に入る前には、学者を集めて、対象を徹底的に分析させる。
アメリカの対日戦で言えば、ルース・ベネディクト(「菊と刀」の著者)のような人類学者を集めて研究したこと。
それらの分析に基づいて空爆のやり方などを計画していた。
対する日本は、大局的な戦略も無く、特攻のみ。
そりゃ勝てないわ。

日本も情報(今はインテリジェンスと言うのかな)に対する考え方を改めていかなくてはいけない。
幸いにして、情報自体はそこそこ純度の高いものがある。
後は、それを僕ら国民と政治家が使いこなせるかどうかだけ。


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[1]:BBC、"WWII Adolf Hitler profile suggests 'messiah complex'"
[2]:University of Cambridge、"Inside Hitler’s mind"