58 脳圧の上がる原因探し 旅の結末・・・ | リフォームおやじの脳腫瘍日記

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2015年45歳の夏、突然、脳腫瘍(髄膜腫グレード2)が見つかり、術後丸8年経過。術後の生活を綴ってきましたが、2024年6月ついに再発と向き合うことになりました。さあ、どうなる!

2021.3〜2021.7の4ヶ月、脳神経内科の担当医と検証を続けてきました。





きっかけは2021.3月の診察時に


『脳圧が上がっている感じがする』



という私の一言びっくり





検証の方法は、脳神経内科でダイヤモックスという薬の量を増やした場合、減らした場合の経過をみながら、眼科で視神経に異変が出るかを探るというもの。





この方法を試したのには理由があるんです。




2015年脳腫瘍摘出後、2019年にその後遺症で視神経圧迫による視野異常で2週間再入院しました。





その時に脳髄液の圧力を測る検査をやってみたら・・・ありゃりゃ普通の人の4倍の圧力になってる!原因は不明です、今も笑い泣き





こりゃ何とかしないと!




ということで、ダイヤモックスという薬を1日2錠服用することになりました。ダイヤモックスには脳髄液の産出を抑え、血管を拡張し血流をスムーズにする働きがあります。




このチョイスには、以下の狙いがありました。



①脳髄液の産出を減らすというのは、川に例えれば湧き出す源流を少なくすること。


②血管拡張により静脈系統の血流を良くするのは、排水をスムーズにすること。







飲んでみたらビックリ‼️


視野異常が無くなったんです



不思議でした。こんな簡単に治っちゃっていいのか?






この成功体験から、ダイヤモックスは効くという認識を持ったのです。医者も私も。 1年以上飲んでいて、視野異常の再発もありません。





なので、検証方法はダイヤモックスを軸に考えようということになりました。




まずは『1日2錠を3錠に増やそう』ということになったのですが、血液検査で腎臓機能に異常が見つかり、なかなかスタート地点に立つことが出来ず、検証期間は4ヶ月になってしまったのです。





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ちなみに、脳圧が普通の人の4倍に上がった時に起こっていた視野異常は、具体的にはこんな感じ↓




①見える範囲が部分的に狭くなる

②見ている景色が白く眩しくなる

③見ている景色が暗くなる





①は、眼科での視野検査で見えずらくなっている範囲がある、といったもの。日常生活では自覚出来ない程度。





②の眩しくなるのは、以前の記事にもありますが、



実際のこんな感じが





こうなるんです(3秒ぐらいで元に戻る)






③の暗くなるのは、これまた以前上げていますが



実際のこんな感じが





こうなります(3秒ぐらいで元に戻る)





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さて、その4ヶ月に及んだ検証期間中、ダイヤモックスを2錠から3錠に増やしても、逆に減らしても結局視野異常はありませんでした。





その間、脳圧の上がる感じ、ボーっとする感じはあまりしなくなった気がしていたので、脳神経内科での週1〜2回の診察は以前の3ヶ月に1回のペースに戻すことになりました。





脳圧の上がる感じが無くなったというのではなく、疲労感・倦怠感が日ごとに強くなってきて脳圧が気にならなくなった、というのが正直なところ。





『この疲労感・倦怠感はヤバい』






疲労感・倦怠感は、ひどい時には朝起きた時から始まり、長距離走で精魂使い果たした感じ。外面良くやっている方なので、家族以外の人からは相変わらず能天気で元気いい人に見えている⁉️と思います笑い泣き





でも、仕事のペースはガタ落ち。自営業なので、そこはダイレクトに影響が出ます。



収入が

3〜7月の4ヶ月

 = 2月の1ヶ月



なんですから、じり貧どころじゃありません!




でも身体が動かない、気力が湧いてこない・・・こんなことは人生初ですガーン






今度は、疲労感・倦怠感の原因探しの旅。どんな旅になるか、よろしければご一緒にどうぞ・・・