52 再入院の経過① | リフォームおやじの脳腫瘍日記

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2015年45歳の夏、突然、脳腫瘍(髄膜腫グレード2)が見つかり、術後丸8年経過。術後の生活を綴ってきましたが、2024年6月ついに再発と向き合うことになりました。さあ、どうなる!

年末からバタバタで、入院初日にアップして以来、ブログを書いている時間がありませんでした。入院中の記事をいくつか書きたいと思います。

これまでの経過はこちら




今回の入院は2019.12.19から2週間弱で、12.30に退院しました。
脳神経内科への入院です。





診断結果は

突発性頭蓋内圧亢進症
(とっぱつせいずがいないあつこうしんしょう)



要は、頭蓋骨の中の髄液が何らかの異常で圧力が高くなっているが原因不明なため、この病名で括られるそうです。





髄液の圧力が上がる(脳圧が上がる)ということはおおまかに、

①本来無いはずのものが出来ている
②髄液が作られ過ぎている
③髄液の排出がうまくいかない



の3つが考えられるとのこと。私の場合、②、③は無いとわかりました。




脳圧が上がっていることは、腰に注射して髄液を採り(腰椎穿刺)検査したので間違いありません。聞いた数字は忘れましたが、普通の人の4番程度に脳圧が上がっていたようです。




この腰に刺す注射が死ぬほど痛いと周囲から脅されていたので、私なりに対策を練っていました。そして、その痛みよりも嫌なものを想像してその場を乗り切ろう、と考えたのです。




私はあらゆる生物の中で、なぜか

ミミズが一番嫌い


ヘビの方がまだましで、ヘビを首に巻いて写真を撮ったことはありますが、ミミズだけは触るのはもちろん同じ空間で息をすることも許しません!




見つけた時には衝撃で飛びます!というか年甲斐もなく叫びます、例外なく。前世で絶対何かあったハズ
・°°・(>_<)・°°・。




そのミミズを何十匹も顔につけられることを想像すれば腰椎穿刺など怖くない、果たして・・・



(周囲の脅しはなんだったんだぁー)



完全に騙された・・・まぁ、痛くなかったのだから良しとしよう。直前に打った麻酔針の方がかえって痛かったぐらい。抜き取った髄液は無色透明で、異常なしでした。





こうなると残る①の可能性が高いようで、そこを調べることになりました。本来無いはずのものがあるってどういうこと?脳外科でのMRIとは微妙に位置を変えての画像診断です。これで何がわかるのか?わからないのか?




次回、再入院の経過②に続きます