絵本「ぺちゃんこスタンレー」を描き直してみた | イラストレーターりゃんよの彼オトしレシピ

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先日の12月5日、お絵かきイベントをしました🐨✨

 

 

 

 

イベントの趣旨なんかはこっちのnote見てくれたらありがたやです🙇‍♀️

 

 

 

 

それで今回フラットスタンレーという絵本を、読み聞かせように

短く描いてみたのでそれをアップしようと思います。

 

 

ではでは、はじまりはじまり📖

 

 

 

 

 

 

 

「ま、ま、ままー!!ぱぱーーー!!

た、大変だー!!」

 

「こら、アーサー!そんな大きな声を出さないの。

一体どうしたの?」

 

ここはアメリカのニューヨーク。マンションに住んでるラムチョップさんのお家です。

お父さん、お母さんとお兄ちゃんのスタンレー、弟のアーサーの四人家族です。

 

 

 
 

「母さんごめんなさい!でも、来て見てよ、ほんとにほんとに大変なんだ!」

 

兄弟のお部屋にかけこんでみると、

スタンレーのベットの上に大きな板が乗っかっていました。

 

これは、お父さんが去年のクリスマスに買ってくれたもので

写真やポストカードを貼って、ベットの横の壁にかけてありました。

 

夜のうちに倒れてしまったみたいです。

 

おとうさんとおかあさんが慌てて板を持ち上げてみると…

 

 

 

 

「あら…!」

お父さんもお母さんもびっくりです。

 

「大変…スタンレーがぺちゃんこになってる!

「まるでパンケーキじゃないか」

「と、とにかく朝ご飯を食べて病院に連れて行きましょう!お医者さんにみてもらわないと」

 

 

 

 

病院に連れて行くと、お医者さんはスタンレーを観察しながら聞きました。

 

「スタンレーくん、気分はどうかな?痛みはあるかい??」

 

スタンレーは答えました。

 

「ううん、起き上がったときはむずむずしたけど今はもうなんともありません」

 

先生はウンウンとうなづいて

 

「まぁ、様子を見てみるとしましょう。私たち医者がどんなに勉強してもわからないことはまだまだあるみたいですね…いやー。不思議だ不思議だ…」

 

最初は戸惑っていたスタンレーも慣れてくるとだんだん楽しくなってきました。

 

 

 

 

たとえば鍵のかかった部屋でもスタンレーなら自由に出入りができます。

床にぺったりお腹をつけてドアの下をくぐればいいのです。

 

それを見た弟アーサーはスタンレーが羨ましくてたまりません。

 

しかし、同じくドアを下をくぐろうとしても…

 

 

 

 

ゴツンと頭がドアにぶつかって

なかなかうまくくぐれません。

「いいなーお兄ちゃん…」

 

ぺちゃんこで便利なことはまだ他にもあります。

 

 

 

ある日、スタンレーのところに、カルフォルニアに引越しをした友達のトーマスから手紙が送られてきました。

 

「学校が休みになったら遊びにきませんか?」

「わーい、行きたいなー!」

スタンレーは大喜びです。

 

しかしお父さんちょっと困り顔で

「うーんでも困ったなー…カルフォルニアはずいぶん遠いな…飛行機代が高くつくぞ…どうにか安く行かせてあげられないかな…」

 

そして何かポんッ!っと閃いたようです。

 

 

 

 

ある日、お父さんは大きな茶封筒を買って会社から帰ってきました。

「ほらスタンレー、ちょっとこれに入って御覧なさい」

 

 

 

 

スタンレーが中に入るとちょうどいい大きさでした。

隅の方に隙間があったので、お母さんが

 

 

うす切りのパンで作ったタマゴサンドと

 

 

 

うす型のタバコケースに入れた牛乳を

入れることにしました。

 

 

スタンレーのお弁当です。

 

 

 

次の日、お父さんとお母さんは、封筒を街角のポストに入れに行きました。

 

お母さんが「ねえ、スタンレー聞こえる?大丈夫なの?」

するとポストの中からスタンレーの声がしました。

 

「うん、大丈夫だよ。ねえねえサンドイッチいま食べてもいい?」

「お腹が空いちゃうから1時間くらいしてからにしたほうがいいわ。それにあまりはしゃがないようにね」

 

スタンレーの元気な声を聞いてお父さんもお母さんも安心しました。

「じゃあ、スタンレー元気で行ってらっしゃい。気をつけてね」

 

 

 

スタンレー、無事カリフォルニアまで配達されてとても楽しい時間を過ごしました。

 

帰るときはトーマスのお母さんがキレイな白い封筒に入れて送ってくれて

無事に家に戻ってこれました。

 

「どこもとっても丁寧に扱ってくれたからちっとも痛い目に合わなかったよ」

 

 

 

 

しかし、いいことばかりではありませんでした。

 

スタンレーが歩いていると、笑ったりからかったりする人がいます。

お母さんは同情してくれました。

 

「まぁ、ひどいわね。見た目が違うからからかうなんて。肌の色が違ったり、信じている神様が違うだけで差別するなんて恥ずかしいことよ!」

 

「うん、そうだよね。でも誰もが他のみんなを好きになるなんてできないのかもしれないね」

スタンレーはしょんぼりして言いました。

 

 

 

夜、弟のアーサーがふと目を覚ますと、しくしく泣いている声が聞こえました。

 

「だいじょうぶ?お兄ちゃん」

スタンレーは長いこと何も言いません。

 

やがてポツリと言いました。

 

「僕もうぺちゃんこでいることが嫌になっちゃった。他の人と同じ格好になりたいよ…このままずっと戻れないのかな」

「困ったね、お兄ちゃん…」

 

するとアーサーはぴょんと飛び跳ねると、電気をパチンとつけて

おもちゃ箱のところにすっ飛んで行きました。

 

アーサーはゴソゴソとおもちゃ箱をほじくって「あった!」と叫びました。

 

 

 

探してたのは自転車のタイヤに空気を入れる時に使う。古い空気ポンプでした。

 

アーサーとスタンレーは顔を見合わせました。

「うん、やってみよう。でもゆっくりゆっくりやるんだぞ」

 

 

 

 

 

スタンレーは空気ポンプのホースを口にくわえ、空気が出ないように唇をぎゅっと閉じました。

 

アーサーがゆっくり空気を入れます。

 

最初はスタンレーのほっぺはぷくっと膨れただけでした。

 

そのままアーサーが空気を入れ続けるとスタンレーの上半身がプクっと膨れはじめました。

アーサーはポンプを押し続けました。

 

 

 

 

スタンレーの体に空気がいきわたり、すっかり身体が丸くなってきました。

「やったぁー!」

兄弟は固く手を握り合いました。

 

そこにお父さんとお母さんがドカドカ入ってきました。

 

 

 

 

「こら!騒がしいぞ、こんな時間になんだって起きて騒いでいるんだ、いま何時だと…」

突然お母さんが叫ぶました。

 

「まぁ!あなた!スタンレーがふくらんでる!」

「うわぁ!ほんとだ、よかったな、スタンレー」

 

一家揃ってお祝いです。

 

 

お母さんが暖かいココアを作ってくれました。

四人でとろけるようにおいしいココアで何度も何度も乾杯をしました。

 

 

 

 

 

パーティーが終わると子供達をベットに寝かせて、しっかり布団をかけてくれました。

 

「おやすみなさい」

「おやすみなさい」

 

長い1日が終わりました。

ラムチョップさんの家ではすぐにみんなが楽しい夢の世界に入っていきましたとさ。

 

おーしまい。

 

 

 

 

 

 

 

海外では有名な小学生向けの本で、すごく面白いのでよかったら目

 

 

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