ロシアが新シルクロード、ロシア内ルート許可 | KGGのブログ

KGGのブログ

日本不思議発見

**********************************************

https://edition.cnn.com/travel/article/road-europe-russia-intl-scli/index.html

ヨーロッパと中国を結ぶ1,250マイルの道に青信号

エイミー・ウッディヤット: CNN

2019年7月10日発表

 

 (CNN) ロシア国内に1250マイル伸びる新しいハイウェイは、当局からゴーサインを受け取った。

 

 「メリダン」ハイウェイは長さほぼ1,250マイル(2,000km)に達し、カザフスタン国境から西に延びている。ヨーロッパ本土と中国間の物流の最短ルートになる。ロシア国営通信社RIAノヴォスティは報告した。

 

 ロシアの政治家ドミトリー・メドベージェフがプロジェクトの第一段階を承認すると、その通信社は言った。そして、それは国と民間投資家間の協力関係の一部として資金を供給される。

 

 プロジェクトは、約6,000億ルーブル(およそ94億ドル)かかる。

 

 ハイウェイの建設のために必要とされる土地の80%以上がすでに購入済みと、RIA ノヴォスティは報告した。

 

 新しい道路は、ロシア西部と中央アジアからヨーロッパへの車による交通も改善する。

 

 そのプロジェクトは、その地域における社会基盤と連結性を向上させようとする多くの目的の1つである。

 

 2013年に、中国国家主席習近平は「一帯一路」(BRI)計画をぶち上げた。それは、港湾、道路や鉄道を建設し、中国とアジア、アフリカならびにヨーロッパを結ぶ新しい商圏を作ることを目的とする世界的な社会基盤方針である。

 

CNNのダーリャ・タラーソワとジェームズ・グリフィススは、このレポートに貢献した。

**********************************************

仮訳終わり

 

 

 いまだに「一帯一路」が、新しい商圏の構築と交通路の改善などとCNNが言うことは、CNNにかなり中国マネーが入っていると読むのが正しいのでしょう。

 

 その『商圏を作る』ための港は、借金の形に中国企業に租借されるということが明らかになったのはスリランカでしたね。あちこちから、中国主導の『この計画』に否定的な見方をする国が増えました。

 

 商圏を作るだけではない例をタンザニアに見ることができます。

 

 

**********************************************

https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_44242/

タンザニア大統領、一帯一路1兆円港湾計画を停止「狂った人にしか受け入れられない条件」

大紀元時報 2019年6月29日 11:25 11

 

 東アフリカの国タンザニアは、国の財政状況を理由に、中国共産党主導の1兆円規模の港湾建設計画を中止した。インド洋に面したバガモヨに建設するこの大型新港は、アフリカの物流に関わる一帯一路計画の一つだった。

 

 この新港は、習近平中国主席が5年前、タンザニアを訪問した際、同行した中国の大手国有企業グループ・招商局集団の傅育寧会長とムギムワ財務相が合意した計画。中国側は、港湾までの周辺道路のインフラ建設も担当する内容だった。しかし、当時のジャカヤ・キクウェテ大統領が2015年11月に退任後、後任のジョン・マグフリ大統領は同計画を重点プロジェクトから外した。

 

 ジョン・マグフリ大統領はこのほど、現地メディアの取材に対して、同計画を強く非難した。資金調達と引き換えに中国から「搾取的で不合理な」内容を提示され、中国金融機関が「狂った人間にしか受け入れられないような厳しい条件」を設定したという。

 

 「中国側は33年の抵当権と99年のリース権を求めてきた。港が稼働後、投資者の選定に私たちは干渉することができない。彼らは、この土地を自分のものにしようとしている。さらに、私たちは港湾の工事費を負担しなければならない」と大統領は述べた。

 

 6月中旬、タンザニアの港湾局長は、この中国投資のバガモヨ港に関する報告を行った。それによると、中国側はタンザニア政府に対し、港湾事業の損失や土地税、労働者補償税、技能開発課税、関税、付加価値税を含むいくつかの免税を求めていた。

 

 いっぽうで、港湾稼働後の税の計算、監査はすべて中国当局が行う権利があるという。「つまり港湾、貨物、物流を含め、すべてをコントロールすることを可能にする条件だ」と報告書は説明した。

 

 タンザニア当局は現在、主要港のダルエスサラーム港の受け入れ貨物を3倍にする拡張工事を行っている。その工事費は5億2200万ドルとされる。大統領は、中国主導の巨大なバガモヨ新港は、この既存港の取引を損なう恐れがあると懸念している。

 

 「この巨大な港を建てたら、北部タンガから南部ムトワラまで他の港を建設してはいけないとまで要求してきた」マグフリ大統領は6月14日、大統領官邸でのビジネスリーダー代表団との会合で、不満を述べていた。

 

 バガモヨ新港は、タンザニア国内の貨物だけでなく、近隣の内陸国であるザンビアやコンゴ、ルワンダの海の玄関口として活用する計画だった。主要なダルエスサラーム港の20倍近くを取り扱うほどの巨大港湾計画だ。

 

 元世界銀行の輸送担当主任アニール・バハンダリ(Anil Bhandari)氏はメディアのインタビューで、新港の計画案は「大きすぎるし、既存の主要港には近すぎる」として、持続可能ではないと否定的に見ている。

 

 「東アフリカのケニア、ウガンダ、ルワンダなどの政府機関と開発した地方港が活用されている」 「この地域の物流戦略は、市場の流れを分割することが適切だ。(巨大港の維持は)現実的には不可能だろう」と述べた。

 

 中国政府は、まだバガモヨ新港計画の中止に関してコメントしていない。

(編集・佐渡道世)

**********************************************

引用終わり 一部改変(行頭一文字空け)

 

 

 パガモヨはダルエスサラームから70Kmほど北西の海岸であり、ここに港湾を建設するとダルエスサラーム港と、当然競合します。

 

 また、中国が要求しているという「北部タンガから南部ムトワラまで他の港を建設してはいけない」というものは、そのまま読むとふーんなのですが、これを地図で見ると、タンザニアの海岸には港が作れないということです。

 

 

 抵当権と租借権だけでも噴飯物ですが、さらにこのようなことを要求してくるということは驚くべきものです。

 

 このような計画をよく前政権は許可したなあと思います。かなり『鼻薬』が効いていたのでしょう。

 

 新大統領マグフリは2015年10月25日に選出された人です(就任は11月5日)。

 この人は就任早々に、汚職追放を掲げた人です。役所内部に巣くう、汚職問題を追及しました。また、緊縮財政を敷き、独立記念日の式典を中止しました。

 

過去ログ

タンザニアの大統領選挙

タンザニアの新大統領の汚職追放運動 新聞から

 

 

 この、国土を中国に売り渡すような計画を潰すのは、当然のことなのでしょう。この大統領はかなりアグレッシブな言葉を使うようですが、現状は『それほど酷い』ということでしょう。

 

 お隣のケニアでは、モンバサとナイロビ間に中国が鉄道を敷きました。港湾の開発もしています。ケニアはかなり中国とべったりです。

 

 それぞれの国で中国対策はそれぞれでしょうが、大量の中国人労働者がアフリカに入り込んでいる姿をみると、確実に中国の方針は進んでいるようです。

 

 しかし、アフリカの国々ははっきりしています。

『金の切れ目が縁の切れ目』

2015年12月中国アフリカ会議でヨハネスブルグ(?記憶が不鮮明)を訪れた習近平は、いままで気前よくODAをばらまいたことから一変、各自の努力を言うに留まりました。

 

 ああ、中国も外貨がなくなったのだ。中国バブルは確かに弾けたということがわかりました。

 

 気前の良い足長おじさんから悪徳高利貸しへ。その変貌は見事です。

 

 中国は遅れてきた帝国主義国家である。

 

 これで良いのではないですか。