またまたずいぶんご無沙汰してしましました。。。
韓国語教室の他に全然別のアルバイトを始めたり、子供の幼稚園の卒園イベントの手伝いをしたりで、忙しく過ごしております。
前回、予告したことと違うことを書きます。ごめんね。
予告した「-ハヌンデヨ」「-シヌンデヨ」については、またいつか(いつ?!)。
今日の記事は ㄹ語幹の後ろに-(으)がつく文法が来たときの接続について整理します。
それぞれの動詞や形容詞の -(으)形は、本によっては「第Ⅱ語基」という呼び方をしているものもありますね。
教えていて、今更ながらですが、「そういや、ㄹ語幹に -으 ってつかないなあ」と思って(ほんと今更だ!)、整理してみました。
-으 がつかないで、どうなるかというと、-으 の後ろに続く文字やパッチムによって、大きく3パターンに分かれます。
① -(으)の後ろに ㅅ、 ㄴ、 ㅂ が続くとき
→ ㄹ脱落、 -으つかない
このㄹ語幹と仲の悪いㅅ、ㄴ、ㅂをそれぞれの発音から(ス、ヌー、ピー)と名づけているブログか本があって、「天才!」と思いました。
そう、とにかくㄹはスヌーピーと仲が悪いんです。
ですから、これらのパーツが (初声の位置でも、パッチムでも) -(으)の後に続いていると、ㄹは脱落します。そして、-으もつきません。
例 -(으)세요 만드세요
-(으)ㄴ 만든
-(으)ㅂ시다 만듭시다
(あ、そうそう、文法項目の見出しとしては、「-(으)ㅂ시다」と書いてあっても、パッチムは単独で文字になれないから、「ㅂ」は前の文字のパッチムとして書いてくださいね。間違っても 먹으ㅂ시다 とか、 만드ㅂ시다 と書かないでくださいね。 )
②-(으)の後ろに ㄹパッチムが続くとき
→ ㄹ兼用、 -으つかない
ㄹパッチムが続くとき、というのは、いわゆる「未来連体形」を使った文法ということになりますが、とにかく、ㄹパッチムが続くときですね。
本によっては、「一度ㄹが脱落して、その上でまたㄹがくっつく」という説明がありますが、この説明をすると、たいていの人は混乱します。
そこで、「兼用」という考え方を思いつきました。
「ㄹパッチムをつけようとしたら。。。 あれ?もうすでにㄹパッチムあんじゃん! じゃ、これ使っちゃえ!」という考え方。
というわけで、-으をつけずに、ㄹパッチムを兼用します。
例 -(으)ㄹ까요? 만들까요?
-(으)ㄹ게요 만들게요
-(으)ㄹ 거예요 만들 거예요.
③-(으)の後ろにㅁやㄹ初声が続くとき
→ ㄹそのまま、 -으つかない
韓国に留学したときに、만들으면 と書いて×になったから、これはよく覚えています。
ㅁとは仲が悪くないんです。-으をつけなくていいくらい仲がいい(-笑)。
そして、ㄹ初声が続くときというのは、-(으)러 -(으)려고 みたいに、文字の最初の子音としてㄹが続くときってことです。
これは、たぶん、ㄹパッチムにㄹが続くときは으入れないほうが発音しやすいからじゃないかな。
ㄹパッチムの名詞に-(으)로がつくときも으入れないしね。(例 지하철로 갑니다.)
というわけで、ㄹそのままで、으をつけません。
例 -(으)면 만들면
-(으)러 만들러
-(으)려고 만들려고
この3パターンを覚えておくと、ㄹ語幹に対する苦手意識がなくなると思います。
がんばりましょ!


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