皮膚の色で・・・
なんて話を始めると、
人種差別か?
なんて話になりそうですが
そんな話ではなく、
皮膚の色が濃いと
きちんと測定できてない
可能性があり、
医学的に
注意が必要じゃと。
英・ノッティンガム大学 医学部の
Crooks CJ. 氏らの研究によると・・・
白人と比較した場合、
黒人・アジア人・
2種類以上の人種が混ざった集団において、
パルスオキシメーターで
測定した酸素飽和度の数値が
高く示されることが分かった。
(Eur Respir J. より抜粋)
ざっくり言いますと・・・
有色人種では
指先にはめて測定するタイプで
酸素飽和度が高めに出ると。
つまり、
本来は
酸素が足りとらんのに、
足りとるように
表示されるってコトで、
機械の値を信じたら
危ない!ってコトです。
コロナが流行った時に
報道などで目にした方は多いじゃろぅし、
実際に
ご自身で使用した方もいらっしゃるでしょう。
クリップみたいな形の機械を指先にはめて
体内の酸素濃度を測るヤツ。
簡単で
えぇ♪んですけどね。
あの機械は
赤外線を照射して
血液の色の違いで測りよるんです。
赤血球が
酸素をたっぷり含んどれば
より赤く、
酸素が少なくなれば
黒っぽくなる
この色の違いで
体内に溶け込んだ酸素の量を測りよる。
で、
皮膚の色がより濃いと
ニセの酸素飽和度を
測っちゃうと。。。
ちなみに
マニキュアって
色によって
低めに出たり高めに出たりするんで
避けるべきなんですって。
皮膚の色は
どうにもならんですもんねぇ。。。
困っちゃうなぁ。。。
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