伸学会代表ブログ『道を拓く』

伸学会代表ブログ『道を拓く』

子どもが自分の力で成長していけるようにするために「正しい勉強のやり方」と「正しい勉強の続け方」を教えています

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こんにちは。伸学会の菊池です。

 

自社サイトの中でブログを書くようになって、

アメブロを放置気味でしたが、

大きな出来事があったので近況報告を。

 

私事ですが、先月結婚しました。(ガチ)

 

結婚式やら新婚旅行やらの日取りはまだ一切決まっておらず、
今後どうなるやらわからないのですが、
時間に余裕ができたらとか言ってたらいつまでもそんな日は来なさそうなので、
付き合い始めて2年の記念日に入籍をしてきました。

  

馴れ初めというか、
付き合い始めたきっかけは、
彼女のうつ病でした。

  

2年半ほど前の私の誕生日に、
Facebookに彼女からお祝いのコメントがありました。

  

で、「祝いなさいよ!飲み会しようぜ!」という話になり、
もうひとり共通の知り合いも誘って3人で飲みに行くことになりました。

  

久しぶりに会った彼女は、
表情が死んでいて、
その前最後に会ったときに比べて丸々と太っていました。

  

「どした!?」と驚く私。

  

聞けば仕事が激務でうつ病になり、
入院を経て退職し、
家で引きこもって鬱々とする日々だとのことです。

  

そんな状態でよく飲み会に出てきたな!
いや、「お薬飲んでるからお酒は飲めない」と言ってウーロン茶でしたけど。

  

そして、菊池のお節介が発動しました。

  

「うつ病を直すには薬より運動だ!一緒に筋トレに行くぞ!」

  

毎週迎えに行って、
区の施設のスポーツセンターに連れて行き、
筋トレをさせました。

  

「ハイあと3回!」「ハイもう1セット!」

  

心の中はビリーズ・ブートキャンプのビリー隊長気分です。

  

最初はレッグプレスが自分の体重より軽い30kgも上がらず、
「どうやってこいつはしゃがんだ後立ち上がってるんだろう?」
と首をひねったりもしました。

  

持って行ったアミノ酸飲料を渡したところ、
手が震えて持てないので、
私が持って飲ませてやったりもしました。

  

「介助か!」と2人で笑いました。

  

そんなこんなで毎週筋トレを続けたところ、
少しずつうつ病が改善していきました。

  

半年ほど経って、
自分の体重が余裕で持ち上げられるようになった頃、
彼女はアルバイトとして社会復帰を果たしました。

  

入院したときに、医者に「2年はかかる」と言われていたそうですが、
1年もかかりませんでした。

  

やはり「スタンフォードの自分を変える教室」に書いてあった、
「メンタルの病気には運動が効果的」というのは本当でした!

  

社会復帰してちょっとしたあたりから、
付き合うことになりました。

  

それが2年前の11月です。

  

仕事を再開したばかりの頃は、
まだ頭がしっかり働いていなくて、
指示されたことや、習った仕事のやり方を覚えられずに忘れてしまったり、
ノートに書いても後から見てわからなくなってしまったり、
いろいろと苦労をしていました。

  

叱られたと言って、よくしょんぼり(´・ω・`)していました。
まぁ仕方ないですよね。

  

地道に運動を続けて、
あとは鍼灸師をしている弟の治療院に連れて行って針治療も受けさせて、
弟の指導の下に食事制限もして、
体質改善に努めました。

  

1年、2年と経つ間に
少しずつ頭も働くようになってきました。

  

レッグプレスは100kg以上持ち上がるようになりました!

  

仕事のミスも減り、
任せられる仕事も増えてきたようです。

  

まだときどき「やらかし」はあるみたいですが、
ちゃんと社会復帰できてきています。

  

昨日のメルマガの話じゃないですが、
人はいくつになったって成長できるし、
どんなところからだって立ち直ることができますね。

  

  

私はこう思っています。

  

「幸せ」というのは「伸び率」で、
どれだけの「変化」があったと感じられるかだ、と。

  

生まれたときから衣食住がそろっていて、
毎日きれいな服とおいしいごはんと暖かい布団がある育ち方をしたら、
今日のごはんのありがたみに気付くことはなかなかできません。

  

尾本とうっかりガイド無しでトラの出るジャングルで野宿する羽目になり、
持って行ったペットボトル入りの水が無くなりかけたときに、
はじめて安全な水のありがたみに気付かされました。

  

無事に帰ってきて飲んだ水は美味しかった(笑)

  

働けないところから始まった僕らは、
元気に働ける今のありがたみを知っています。
(ちなみに菊池の方の事情を言うと、伸学会を開業して半年くらいは生徒がいなくてヒマでヒマで、仕事が無いから元気だけど働けませんでした笑)

  

うつ病でお酒を飲めなかったから、
一緒に飲むお酒の美味しさ・楽しさを知っています。

  

この先もきっといろいろあるでしょうが、
悪いことがあったってあの頃よりマシだよねって笑えるだろうし、
ちょっとの成長でも幸せだねって笑えるよね、
そんな風に話しています。

  

そのあたりの感覚は生徒指導と同じですね。

できなかったところからできるようになると
喜びは大きいものです。

  

本当はマイナスからプラスへの変化が無くても、
今あるもののありがたみに気付けると良いんですけどね(笑)

  

その悟りの境地へ進むにはもう少し修行が必要そうです(笑)

  

これから先、もし子供ができたりしたら、
自分にはどんな変化があるんだろうか?

  

そのあたりも楽しみにしながら、
仕事一色な生活を少しずつあらためていきたいと思います。

  

ひきつづき応援よろしくお願いします。

  

それでは。

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こんにちは。

伸学会代表の菊池です。

 

いきなりですが、問題です!

下の2つの画像の中で、内容が違う部分が1か所あります。

1分以内に見つけられますか?

表紙のデザインがほんのり変わりました!

色もちょっと変わって、

あとは文章も変わったところがあります。

見つけられましたか?

 

さて、購入特典はこれから作らなければいけないんですが、

本自体はこれで表紙のデザインも含めてすべて完成です。

 

今回は、内容を一部公開しようと思います。

 

「はじめに」の部分で、

私と秦がどういう想いでこの本を書いたかが書かれています。

 

編集さんに許可を取らずに勝手にやってますけど、

Amazonにも一部載っているし、

たぶん怒られないでしょう(笑)

 

ご覧ください。

---

【はじめに】

お子さんが勉強に夢中になって取り組むようになったら、

どれほど嬉しいことでしょう。

 

多くの保護者の方々に共通の悩みが、

「子どもが勉強をイヤがること」です。

 

この本を手にされたということは、

きっとそんな悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

 

子どもの勉強嫌いの原因の多くは、

「勉強はつまらなくてもガマンして取り組まなければいけないもの」

という保護者の方々による誤解です。

 

多くの親御さんがこういった誤解をし、

「いかにガマンさせるか」

という発想でお子さんと向き合っています。

 

そして、わが子を勉強嫌いへと導いてしまっているのです。

 

ですが、保護者の方々が悪いとは一概には言えません。

なぜなら、親世代も子どもの時に

「勉強はイヤでもやらなければならないもの」

と言い聞かせられ、

ガマンして取り組んできたのですから。

そうすることが正しいと信じ、

子どものためによかれと思ってやっているのでしょう。

 

でも、ここで一度常識を疑ってみましょう。

はたして、勉強を楽しむことは不可能なのでしょうか?

はたして、勉強は楽しんではいけないのでしょうか?

どちらも答えは「いいえ」です。

 

勉強を楽しむことは可能です。

勉強でも仕事でも、物事を楽しんで取り組む“技術”はあります。

 

これは科学的に実証されたもので、

どこの誰でも再現が可能です。

実際に、私たちの塾の生徒たちは勉強好きになっています。

 

あなたのお子さんにも、

勉強を楽しいと思わせることはできるのです。

 

 

勉強を楽しむのはよいことです。

人は何かを楽しみ、

夢中になっているときに最大限の能力を発揮します。

 

好きな趣味や遊び、

ゲームにものすごい記憶力や集中力を発揮する人は、

みなさんの周りにもきっといるでしょう。

 

これは勉強でも同様です。

私たちの生徒にも、

勉強に夢中になって取り組んだ結果、

大きく能力と成績を伸ばした子がたくさんいます。

 

あなたのお子さんも、

勉強に夢中にさせることができれば飛躍的に成長するでしょう。

 

この本では、

子どもを勉強好きにするための

科学的なコツをご紹介していきます。

 

ものによっては、

本当にちょっとしたことで、

魔法のような効果があったりもします。

 

その大枠は、「ARCSモデル」と呼ばれる

学習意欲のモデルにのっとっています。

 

「やる気」を分解するARCSモデル

 

ARCSモデルは学習意欲(やる気)を、

・注意(Attention)

・理由※(Relevance)

・自信(Confidence)

・満足感(Satisfaction)

の4つに分類したものです。

 

これは、アメリカの教育工学者J・M・ケラーが、

心理学における動機づけ(やる気)研究をまとめ上げた、

一種の集大成とも言えるモデルです。

※ ケラーの原案ではRはRelevance(関連性)とされていますが、

伸学会ではもっとわかりやすい日本語に言い替えて、

RはReason(理由)としています。

以下、本書では理由(Reason)で統一します。

 

要するに、「やる気の源には大きく分けると4つのパターンがありますよ─」ということです。

このモデルはグーグル社でも取り入れられており、

大人のやる気を引き出すのはもちろん、

子どものやる気を引き出すのにも有効です。

 

いえ、むしろ子どものほうがより重要かもしれません。

 

大人であれば、

やるべき理由(R)さえあれば行動できる人も多いですが、

子どもはそうはいかないからです。

 

私たちがこのモデルを活用して指導した結果、

多くの子たちが勉強を楽しむようになってくれました。

 

保護者様の声の一部をご紹介しましょう。

『3年生の2月からある大手塾に通い始めました。入塾テストは合格点も平均点も上回り、意気揚々と通い始めましたが、授業の進度が速く、あっという間に消化不良を起こしてしまいました。成績もどんどん下がりクラスも落ちてしまうと、首振りや瞬きなどのチック症状も出てきて、早くも2ヶ月で辞めることに…。

そんなとき、伸学会の指導方針(子ども自らがPDCAを回せるようになる、将来にわたって役立つ問題解決能力を身につけられるようになる)に大変共感し、集団塾がトラウマになっていた息子をなんとか乗せて体験授業を受けさせると、「楽しかった!」と言って帰ってきました。「すぐ宿題やっちゃうね!」「月曜日、自習に行きたい!」と別人のようにやる気満々。いったい、どんな魔法を使ったのかしら? と思ったほどでした。』

全文は弊塾Webサイト(http://www.singakukai.com/feedback/10674.html)に掲載していますので、興味がありましたらご覧ください。

この魔法の正体こそが「ARCSモデル」です。

 

これら4つの要素が揃っていれば、

お子さんは夢中になって勉強に取り組むでしょう。

 

逆に、1つもなければ勉強なんてイヤでしょうがないという状態になるでしょう。

 

お子さんには、どれがあって、どれがないでしょうか?

いきなり4つ全部揃える必要はありません。

 

ただ、1つから2つ、2つから3つと増えるにしたがって、

勉強がどんどん楽しくなっていくでしょう。

 

いろいろ試してもうまくいかないような場合には、

同じ要素ばかりになっていないか疑ってみてください。

足りない要素の中で、

できそうなものから順に取り入れてみて、

お子さんをぜひ勉強好きな子にしてあげてくださいね。

 

2019年春

伸学会代表 菊池洋匡

---

発売はもはや春ではなく初夏ですが、

各書店やAmazonなどに配本されるのは6月27日の予定です。

予約している方はそのあたりにお手元に届くと思います。

ご購入はこちらから→

 

 

 

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こんにちは。

伸学会代表の菊池です。

 

あなたはきっと、

お子さんに将来成績優秀になってほしいと願っていますよね。

 

私の経験上、

授業で教えたことをスッと吸収できる子は、

幼児から低学年の間にいろいろな体験をしています。

 

算数や国語のようないわゆる「勉強」を早い時期からつめこむだけだと、

多少スタートの時点でリードしていても、

その後伸び悩んでしまいます。

 

先々まで伸び続ける子にするために、

ぜひとも脳を刺激し、

脳の器を作る体験をたくさんさせてあげてくださいね!

 

って言われても、

忙しいとなかなかそんな体験させられないですよねぇ…

 

ということで、

伸学会では定期的に、

体験学習のためのイベントを行っているのです。

 

2/24(日)には第4回社会科見学として、

四谷三丁目にある「消防博物館」に34 名の生徒と5名の講師で行ってきました。

今回はそのレポートです。

 

だいぶ前の話ですよねーー。

なぜ今このタイミングか?

 

この前の6/9(日)に第4回理科見学に行ったのですが、

そのときにハッと

「まだ社会科見学レポをアップしていない!」

と気づいたからです。

 

やっちまった!!

 

ということで、

江藤が書いたレポートと

楠原が編集した動画を公開したいと思います。

動画はこちら↓

 

レポはこちら↓

---

こんにちは、江藤です。

 

今回は初めてお昼をまたいで

お預かりする形となりました。

 

第3回の理科見学後のアンケートで、

午前中からの開催を希望される方が多かったため、

初めて長時間の見学会とすることにしたのです。

 

朝9:30 に講師たちと目黒校で集合し、

9:50 の生徒集合に備えるつもりでおりました。

 

私は9:10 くらいには目黒校のエレベーターに乗るくらいの時間で来たのですが、

そこにはすでに目黒校の2名の生徒の姿が…。

 

え?は、早いよ、君たち…(^^;)

やる気がみなぎってるなーー。

 

そして10:00 になる前には生徒もほとんど集まって、

部屋はどえらい熱気に包まれました!

 

高学年クラスは5F、

低学年クラスは3Fに集合して、

それぞれ見どころ解説の授業を実施しました。

 

 

●見学での学びを深める「事前授業」

 

高学年クラスのメイン担当の先生は、長谷川先生!

サブで私、江藤!

撮影、大石先生!

いくつかの地図記号とその由来を説明した上で、

消防署の地図記号(  )とその由来、

そして破壊消防について説明しました。

 

江戸時代中頃には、

100 万人を超える人が住むようになった江戸の町は、

所狭しと人がひしめき合って木造の家で暮らしていました。

 

そんな状況ですから、

「ケンカと火事は江戸の華」と言われるくらい、

江戸ではたくさんの火事が起こってしまいました。

 

しかし、水が貴重だった当時は、

水を十分に使った消火作業ができませんでした。

 

よって火事を止めるには、

火元の家とその周りの家を叩き壊す

「破壊消防」を行うしかなかったのですね。

 

第3回の「江戸東京博物館」の事前授業でも説明した、

「纏」の話もここででてきました。

 

前回参加した人は、覚えているよね?

江藤が授業をやったんだよ!!!?

(という軽いおどしをかけておきますよ!)

 

一方、低学年クラスのメイン担当は、

石井先生!サブで吉田先生!撮影、畠山先生!

 

こちらは、石井先生手作りのしおりを元に、

昔の火消しはどんな道具を使っていたか、

生徒に質問しながら進めていきました。

 

そして、今の地図記号との繋がりもお話ししました。

 

見た目で分かりそうな地図記号10 個をクイズ形式で紹介し、

頭がホットになったところで、授業は終了!!

 

●おまけ〜君は正解できるかな!?〜

今回みんなで学習した地図記号については、

女子御三家の中の桜蔭中学校が、

平成30 年度の入試でこんな形で出題しています。


 

方位がわかる4年生以上のお子さんはa とb の問題は解けるかな!?

3年生以下のお子さんはb に挑戦だ!

 

楽しく学んだことが、

桜蔭のような最難関の学校の問題にもつながっていくとわかると、

テンションが上がりますよね!

(答えがわかったらお母さんお父さんに教えてみて!)

 

事前授業が終わった後は、

いざ消防博物館へ!

5階には、江戸の火消しを再現したジオラマがあり、見入っている生徒多数!

また、いろは48 組の纏も飾ってあり、私は1人テンションUP!

おお!それぞれにカラーがあって面白いな~ (^^)

ちなみに、纏って戦国時代の戦の時に持っていた旗印や馬印が原形って知っていま
したか?

戦国時代好きな私はテンションが上がる上がる!

何人かの生徒たちは、

私の周りで私の話を聞きながら一緒に回ってくれました。

 

あと、江戸時代の人たちって、

結構ゲン担ぎをしていたってのも面白いところです。

 

たとえば、「い組」「ろ組」「は組」…と数えていくと

「ん組」のところは「本組」になっているんですね。

 

これは、「語呂が悪い」という理由以外にも

「ん→終わりを指すから縁起が悪い」

という理由で「本組」に変更されたのだとか!

面白いですよね~!

 

また、同じ5階から外に出られるところがあったので出てみると、

そこには展示されているヘリコプターが!

しかも、操縦席に座れる!!

 

結構な人が並んでいましたが、

せっかくこんなにいいものがあるんだから、ここは並ばないと!

 

ということで、生徒たちと一緒にお行儀よく並び(笑)、

そして順番が来たのでひたすらカメラマンに徹して、

生徒を撮影していきました。

(娘が大きくなったら、もう1回ここにきて、

その時に操縦席に乗るぞ!と密かに決意! 笑)

 

さてさて、いよいよ体験型の3階です。

生徒たちは早くこのフロアに行きたかったようで、

さかんに「早く3階に行こうよ!」

と急かされていました( 苦笑)

何と言っても、体験型の一番人気は「消化活動の体験」ですね!

伸学会の生徒もかなり並んでいましたが、

一般の方もかなり並んでいてました。

 

ゲームっぽいものもあって、

子供たちもとても楽しめました(^^)

 

そして、最後には校舎に戻って事後学習です。

 

地図記号をできるだけ多く覚えてから帰ろうということで、

吉田先生が作成してくれた低学年用~中学年用~高学年用の問題を、

みんな社会科見学の振り返りをしながら解きました。

 

楽しみながら答えることができたようですね(^^)

 

保護者の方が送ってくれたいくつかのご感想をこちらに載せておきます。

---

〈新小3・近藤希音さんの保護者様より〉

今回の社会科見学から帰ってきて、子供は地図記号で大盛り上がりでした。

消防車の模型に乗れたこと、

歴史を知れたこと、

そして地図記号のプリントが、

子供にとって楽しかったのだと思います。

 

親の視点としては、

年の近い大学生の先生たちとの交流があったこと、

ゲーム感覚で地図記号のことを学べたことが良かったと思います。

 

〈新小4・高成田渚さんの保護者様より〉

江戸時代の火消しが、

さすまたで建物を壊して消化していたこと等学んだ事や、

コスプレ・ヘリコプターに乗ったり、

消防車のサイレンを鳴らした体験を

目をきらきらさせながら話してくれました。

 

子供としては、

みんなでお弁当を食べたこと、

地図記号の意味を認識したこと、

新しい体験ができたことが楽しかったようです。

親子で色んな施設に行っても、

施設で得た知識を受験勉強とつなげることが難しいです。

 

このイベントでは、

事前の解説授業で興味を引き出してから見学に連れて行ってくださるので、

知識を刷り込む効果が大きいと思います。

---
また、今回引率してくれた先生のうち、

大石先生と畠山先生にもアンケートに答えてもらいました。

 

Q.社会科見学に参加する前と後で思ったこと・感じたことをBefore/After 形式で答えてください。

【大石奈央先生】

Before:見学前はもっと専門的に消防のことを学ぶのかと思っていました。

After:遊び感覚で学ぶ施設であったため、

生徒たちも勉強しているという感覚より

楽しみながら学んでいる様子でした。

 

【畠山莉佳先生】

Before:「社会科見学= 勉強しに行く」というイメージが強かったです。

After:ただ博物館の中をじっと見て回るのではなく、

模擬体験ブースで実際の消防車に乗ったり体を動かす様子が見られ、

楽しみながら学びを深めることができたと感じました。

 

 

以上、第4回社会科見学レポートでした!

 

小学1年生~4年生までの年齢1桁の子供は、

体験を通じて学ぶことが脳を育てるためにとても重要です。

 

ぜひあなたのご家庭でも、

キャンプに出かけたり、

こういった博物館に出かけたり、

いろいろな体験をさせて脳に刺激を与えてあげてくださいね!

 

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こんにちは。伸学会の菊池です。

 

この前の日曜日のことです。

 

普段は日曜日も保護者セミナーが入っていたり、

あるいは逆に自分がセミナーを受けに行ったりしていて忙しいのですが、

そのときは久しぶりにスカッと予定がありませんでした。

 

よーし!この機会に、

前々からやりたかったけど緊急度が低くて後回しになってた仕事をするぞ!

 

そう意気込んで仕事の予定を組みました。

 

講師募集のページを作ろうとか、

前々から書きたかった教育についてのコラムを書こうとか、、、

 

しかしそのとき、

ふっと魔が差してしまいました。

 

最近映画化されたりして話題になっているマンガ

「キングダム」

に手を出してしまったのです。

 


画像は公式サイトより:https://youngjump.jp/kingdom/comics/

 

元々「三国志」とか「項羽と劉邦」とかが好きで、

ぜったいにはまると自分でも分かっていたので、

これまで手を出さずに来ました。

 

しかし、そのときは久しぶりに少し余裕のある日曜日。

「ちょっとくらい良いよね」

そんな悪魔のささやきが聞こえてきてしまったのです…

 

そして、予想以上におもしろく、

すっかりはまってしまうわたくし。

 

あっという間に時間は飛んでいき、

気づいたら日々のルーティンである

Youtube動画のアップやブログの執筆以外を

やる時間が無くなってしまっていました。

 

なんてこったい…

せっかくのチャンスが…

 

 

 

私は決して、やる気が無かったわけではありません。

仕事が好きで、楽しんでやっています。

その日もやる気満々でした。

 

しかし、目の前の誘惑に負けて、

やろうと思っていたことができなかったのです。

 

 

こういう経験て、

誰にでもあることじゃないでしょうか。

 

あなたにもきっと、

覚えがありますよね?

 

 

子供たちも同じです。

 

宿題をやろう。

合格するために苦手な単元の練習をしよう。

 

多くの子は、

勉強に対してやる気はあります。

 

でも、テレビ、ゲーム、マンガ、Youtube…

そういった誘惑に負けてしまうのです。

 

目標を達成するためには、

そういった誘惑に負けない方法を教えてあげなければいけません。

 

そのための方法の1つが、

「そもそも誘惑と戦わない」

ことです。

 

 

私は自分は意志力が強いと思っていましたが、

「続きを読みたい」

という強力な誘惑に勝てませんでした。

 

これまで通りキングダムには手を出さず、

誘惑との戦いを生まなければ良かったのです。

 

大失敗でした。

 

そういった自分自身の経験も踏まえて、

子供たちにも戦いを避け、

目標に向かって進む方法を指導していこうと思います。

 

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子供の学力というのは、

小学校入学時にほぼ決まっていて、

そこからほとんど変動がない。

 

そんなショッキングな現実を

あなたはご存知ですか?

 

 

文部科学省(当時は文部省)が公立小学校で1853人の子供を対象に行った調査で、

86.7%の子供が小1から小6までの間で成績がほとんど変わっていなかった

という事実がわかっています。

成績がはっきり上がった子は、

たったの8%しかいません。

 

成績が良い子は始めから終わりまで

ずっと良いままで、

成績が悪い子は始めから終わりまでず

っと悪いままなのです。

 

 

このことは国際的な学力調査の

TIMSSのデータからもよくわかります。

 

一橋大学の川口大司・准教授が、

2003年のTIMSSのデータを生まれた月ごとにまとめたところ、

早く生まれた子の方が平均的に成績が良かったということが確認されました。

日経電子版「プロ野球選手やJリーガー、何月生まれが多い?(2011/4/8)」より引用(https://style.nikkei.com/article/DGXBZO26261010W1A400C1000000)

 

問題は、この成績の差が、

小4から中2になってもあまり解消されていないということです。

 

小4くらいであれば、

4月生まれの子と3月生まれの子で約1年月齢が違うと、

それなりに体格差があります。

 

しかし、中2くらいになれば、

徐々に体格差は無くなっていきます。

後から生まれた子も追いついてきます。

 

それなのに、学力は追いつかないのです。

 

 

その理由は簡単です。

身長の伸びは、中学生くらいになると徐々に緩やかになり、

子供によっては止まります。

だから、後から追いつくことができます。

 

 

しかし、学力の伸びは緩やかになるどころか加速します。

 

単純に算数・数学で想像してみてください。

小1の1年間で学ぶことと、

小6の1年間で学ぶことと、

高3の1年間で学ぶことを比べてみれば、

どんどん難しいことを大量にやるようになっていくことがわかりますよね。

 

身長の伸びのように、

先を行く子が止まって待ってくれていたりしません。

 

だから、いつまで経っても追いつけないのです。

つまりはこういうことです。

 

 

受験勉強というのは短距離走ではありません。

何年にも及ぶマラソン大会です。

みんな一生懸命頑張って走っています。

みんな一緒に成長していくのです。

他の誰も、止まって待っていたりはしません。

 

そんな中で、

後ろを走っていた我が子が

他の子をグングン追い抜いていくなんてことが

果たしてどれくらい起こることでしょうか。

 

後ろを走っている子は、

遅いから後ろを走っているのです。

 

前を走っている子は、

早いから前を走っているのです。

 

後ろを走っていたはずの子が、

前を走る子に追いつき追い越すなんてことは、

普通は起こらない異常なことですよね?

 

 

これは成績も同じです。

偏差値というのは相対評価です。

受験者の中での相対的な位置関係を表しています。

 

全体の中での順位が上がらなければ、

偏差値は上がりません。

 

多くの保護者がしている誤解に

「勉強すれば成績は上がる」

というものがあります。

 

あなたもそんな風に思っていませんでしたか?

 

これは大きな間違いです。

 

 

勉強すれば、学力は必ず上がります。

昨日できなかったことが今日はできるようになります。

 

 

しかし、順位は上がるとは限りません。

他の子も同じだけ成長するかもしれないし、

他の子の方がもっと成長するかもしれないからです。

つまり、偏差値も上がるとは限りません。

 

むしろ上がらない方が普通なことです。

 

 

だから、

多くの塾は入塾テストを実施して、

最初からできる子を囲い込むのに必死なのです。

 

できない子をできる子に育てるより、

できる子をできる子のままでいさせる方が、

はるかに楽だと、あなたもわかりますよね?

 

だから、もしあなたのお子さんの成績がなかなか上がらなかったとしても、

決してお子さんを責めないであげてください。

 

仮に順位が上がらなかったとしても、

頑張ってついていっているだけでもすごいことなんです。

 

 

中学受験をする子たちの勉強量は、

中学受験をしない子たちからすると異常です

 

毎日のように塾に行き、

毎日家で予習・復習・宿題をこなしています。

 

だから、中学受験をする子たちは、

しない子たちよりも圧倒的に学力が伸びます。

 

仮に塾の成績があまり変わっていなかったとしても、

学校の成績は上がります。

 

みんなが歩いている中で

自分だけ走っているような状態ですから、

追い越していくわけですね。

 

 

ただ、私は「成績アップをあきらめろ」と言っているわけではありません。

 

私たち伸学会はその異常なことに挑戦しています。

 

 

このブログやYouTubeにちょいちょい登場する

麻布に合格した小坊主も、

小5の7月には偏差値55.7でしたが、

小6の12月の模試では偏差値65.1まで上がりました。

 

順位を見てください。

約1万人中2666位から、約1万1千人中664位になっています。

2000人以上追い抜いています。

 

成績アップ=他の子を追い越すこと

というのがよくわかりますね。

 

他の子よりも異常に効率の良い勉強法で、

他の子よりも異常にたくさん勉強すれば、

他の子を追い越すという異常なことができるのです。

 

同じことをしていて違う結果を望むのは精神異常だ

アインシュタインがそう言ったと言われています。

 

本当かどうかは知りませんが、

1つの真実です。

 

これまでと同じことしていれば、

これまでと同じ結果が出ます。

 

他の人と同じことをしていれば、

他の人を追い越すことはできません。

 

これまでと違うことをするから、

他の人と違うことをするから、

異常な成果を出すことができます。

 

 

だから伸学会では、

他の塾ではやらないような、

スケジューリングの指導をしたり、

マインドフルネスの指導をしたり、

あるいは速読やパズルといった脳トレの指導をしているのです。

 

 

繰り返しますが、

成績が上がる子はたったの8%です。

 

ほとんどの子の成績が上がらない主な原因は、

普通の事しかさせないからです。

普通の事しかさせてこなかったからです。

 

みんなが頑張っている中で、

成績を上げるのはものすごく難しいことなんだ。

 

そのことを理解して、

「ちゃんとやってないから成績が上がらないんだ」

なんて思わないであげてくださいね。

 

まずは、頑張ってついていっていることを

認めて褒めてあげることから始めてください。

 

そうすればお子さんを

勉強好きにすることにつながります。

 

そうやって、

徐々に他の子よりも多く

勉強できるように育てていきましょう。

 

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