今日から新年の更新分となります。移籍情報を整理しつつ、そろそろ背番号予想といきたいんですが、まだ編成的には8割くらいしか仕上がってなさそうなので、難しいです。昨季は結果的に前日にアップしたような気がしますが。始動日までは人事情報を中心に、空いたら総括を少しずつ進めていこうと考えています。

今回は放出情報、3回めとなります。確定分はほぼ出せている状況となります。

 

 

 

左SBがダブついてきたので、こうなることは予想していました。シーズンの終盤、決して万全ではない左サイドの陣容でメンバー争いできなかったので、即戦力として考えるのはきついかなと考えていました。新シーズンから同ポジションに同じくアカデミー出身の飯田陸斗が加わりますからね。

まず、大宮なんですが、後日スタッフ人事でまとめますが、長澤徹ヘッドコーチが大宮監督に就任することとなりました。強化部を含めた人事の刷新とバランスの取れた人事(選手構成)、あとは原FDおよび長澤新監督の人望を重視した補強を行っています。まさに今回の植田の修業は彼の伝手を頼っての補強になります。特に大宮の場合、サイド、特に左は本職といえる選手を加入させないというスタートでしたから、当然ながら補強ポイントとなります。レギュラー争いに加わるだけでなく、絶対的な立ち位置を築いて帰還することを待っています。

 

 

 

続いては木村。山田同様、報道があったので、特段驚いていませんが、J1のチームに引っかかったのはラッキーのような気もします。それだけルーキーイヤーの1年間でアピールできたとは言い難いからです。大学生最後のリーグ戦を含めてですが、出場機会が減っていて、掴み切れぬまま1年間を終えてしまいました。まずは感覚を取り戻すことから始めないといけません。その環境としてヴェルディはいいんじゃないでしょうか。まず、大学時代にコンビを組んでいた山田剛綺がいるのは大きいです。同じく山田姓でいえば楓喜もチームメイトになります。この2人からサポートを受けられるのは大きいでしょう。あと、彼自身もヴェルディのスクールに通っていた経験があります。転居によりチームから離れましたが、かつてヴェルディを経験したので、活躍して、チームを浮上させるという思いをもてるんじゃないでしょうか。ここで活躍したらサンガへの帰還率が下がることも考えられますが、大卒選手にとって限られた時間で戦力になることをアピールし、フィットできる環境に身を置くことはかなり大切なことなので、いざとなったら仕方ないと思うしかないです。田中が完全移籍化したことに対し、プラスと見るのか、マイナスと見るのかで考えが変わると思いますが、個人的にはプラス派なので。

 

 

 

最後に木下。FWは整理しつつと構想していましたが、かなりスリム化することとなりました。こうなると補強もありそうです。レイソルのサンガ関連の選手好きはどこまで進むやら。しかもGMがサンガにいたときではない選手に手を伸ばすのもびっくりしました。レイソルの事情を考えると細谷が抜けるであろう穴を確保するのは当然として、それならなぜ森海渡を出すのかという疑問もわいてくるわけです。ましてやアカデミーで育ったクラブで大学の部活を辞めてまで来た選手ですからね。移籍金をとれるからといってA契約枠の節約になる選手を出したのか、出ていかれたのかは知りませんけど。

タスクは明確で細谷が夏以降は確実にいなくなるので、その穴を埋める仕事に期待されての移籍となります。サンガとしては彼自身サイズのわりにヘディングが得意ではないというのを理解して、しかけさせるとかうまく使っていたと思います。離脱する時期とか、出られない時期もありましたが、終盤のパフォーマンスを見る限り、来季に期待が持てただけにこの段階での移籍は残念でなりません。てなわけでチームとしても攻撃では即戦力の選手を求めることになります。外国籍選手も即フィットとはいかないでしょうし。

 

 

3選手の紹介でした。様々に理由の異なる移籍となりました。今季はJ1に選手を出しますね。ということはそれなりの選手が集まってきているということなのかもしれません。J1のなかでは小規模クラブです。放出はやむを得ないと覚悟を決めていくしかありません。だからこそ、頼れる選手は誰なのかを見極めて、大事にしていかないといけないわけです。ただ、現時点でうまく補強をしようとしているので、今後の推移を見守りましょう。