おはようございます^^気功整体師の岩瀬です。
とても注意深く見ていくと、
思考はずっと連続しているものではなく、
思考と思考との間に、狭間があることに気づくでしょう。
ほんの一瞬の、微かなかけらのようなものかもしれませんが、
前後にゆれる振り子と同様、とても重要な間がそこにあります。
ご存知のように、
思考は過去によって条件づけられていて、それが未来に投影されていきます。
過去を受け入れたた瞬間に、未来も認めなくてはならなくなります。
過去、未来という二つの状況があるのではなく、
意識と無意識、集合的過去と個人的な過去とが全部含まれている、
ただ一つの状況があるのです。
集合的あるいは個人的な過去は、現在においてある反応を引き起こし、
そのことが個人の意識を作り出します。
ですから、意識とは過去のもので、それが私たちの存在の全背景です。
過去を手にした瞬間、不可避的に未来をも手にしなくてはなりません。
未来とは、脚色された過去が続いているだけのものだからです。
しかし過去は依然として過去です。
ですから、解決すべきことは、この過去のプロセスを変容させることです。
新たな条件を付け足したり、新たな過去を作り出したりしないです。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。