ESLの教室の壁には世界地図が貼られていました。
転校してすぐのころ、世界地図を見たとき、何か違和感がありました。
よく見ると…
あ
日本がない
どういうこと
まさかアメリカでは日本がそこまで知られてないから地図にのってないとか
日本は小さいから地図から消されたとか
あせる小学5年生。
さらによく見ると…
オーストラリアもない!!!
へんな地図だぁぁぁ
ってそんな訳あるか
オーストラリアは大きいから省略できまい
オーストラリアは消されないという謎の指標から、オーストラリアを探すと…
地図の右下にオーストラリア発見!!!!
その上に日本、あった!!!
こんな右端に
さらにさらによ〜〜く見ると…
日本の世界地図でのアジア大陸ポジションに
アメリカの世界地図ではアメリカ大陸があることがわかりました。
日本の地図の太平洋ポジションは
アメリカ地図の大西洋。
日本から見たアメリカポジションに
アメリカから見たのヨーロッパ。
アメリカでは世界地図がちがうんだ
小学5年生、世界の中心は自分の国以外もあることを知りました。
1800年の今日、伊能忠敬が蝦夷地(今の北海道)の測量に出発したんだって。
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地図が変わると世界の見え方、
歴史のとらえ方まで違ってきます。
のちに日本の世界史の授業で
日本のことを「極東」Far Eastと呼ぶことを知った際は
真っ先にアメリカの世界地図を思い出して納得しました。
ヨーロッパから見ると日本はガチでFar East…
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492って言うけど、それまでヨーロッパ人、こんな近くにあった大陸を見逃してたわけ?
アメリカ発見して「インディアン」とか言っちゃって。
インドはもっとアジアだし
世界地図がなかった昔ってほんとに何も分からなかったんだね。
地図がどこ視点で作られているのか知るのはおもしろいです。