個人的に節目の年なので記念になる1本を手に入れました。
Fender Custom shop stratocaster 1959 NOS Sonic Blue
こういうしっかりしたギターを購入するのはもう最後です。
NOSというのはNew Old Stockの事で、あまり弾かれずに永年保存されてきたギターというコンセプトで作られたものです。
ボディーはピカピカですが、ペグ(糸巻)だけが経年変化でやや曇っている様に仕上げられていました。
今はレリック仕様といって、わざとボディーに傷を付けたり塗装を剥いだりしたギターが流行りなのですが、自分はそもそも楽器を大切に扱うので、何年使ってもピカピカなんです。
そんな訳で、今はオーダーでしか手に入らないNOS仕様を探していました。
こういう高級ギターは、お店で試奏をお願いしても買う気の無い人には触らせて貰えない事もある。
ネットでそんな話題も目にしていましたが、全然そんな事はなくて快く直ぐに試奏させて貰いました(笑)
狙いはSonic Blueという薄い水色だったので、このギター一択だったのですが、個体差の確認はしておきたかったので、色違いの同じシリーズのギターを数本弾かせて貰いました。
どれを弾いても差が無かったので、少なくとも自分が購入しようとしている1本が外れでは無いなと確信。
購入を決めたら、その場で指板のクリーニング、弦の交換、オクターブ調整などすぐにやってくれました。
ちなみにオリジナルで張られていた弦は10~46のレギュラーでした。
この状態でネックは完全にまっすぐです。
僕は一段階細い09~42に張り替えて貰ったので、もしかしたらネックにやや逆ぞりの傾向が出るかも。
しばらく様子を見て、必要ならトラスロッドの調整をお願いしようと思います。
自宅に戻って、アンプに繋いで手持ちの2012年製アメリカンスタンダードStratocasterと弾き比べたのですが、あまりの音の違いに驚きました。
Fender Custom shop製は全般的に音がマイルドですね。
リアピックアップにはトーン回路が入っていないビンテージ仕様ですが、そのままで充分使える音だなと思いました。
センターピックアップが逆巻逆磁のタイプでは無いので、もしかしたらそれが影響して良い音になっているのかも。
ハーフトーンにしてもハムノイズは消えないのですが、どのポジションでもずっと弾いて居たいと思えるサウンドですね。
アメスタの方もピックアップ変えたり、カスタマイズしたいなという気になりましたよ。
しっかり大切に弾き込んでいきたいと思います。
今日は22時~きっかShowroom生配信があります。
昨日はラジオ出演で配信が出来なかったので、今日が振替配信ですよ。