先日の農場研修で
摘み取らせていただいた
ゼラニウムの葉。
いつものように
スキンケアの材料に使うつもりで
いるのですが、
沢山あるので、
たまにはハーブティーで香りを
楽しもうと久しぶりに淹れてみました。
ハーブティーは、
生葉をきれいに洗って、
そのままティーポットに入れ
お湯を注ぐだけで香りを
楽しめるお茶ですが、
敢えて紅茶とのブレンドに。
フレーバーティーの感覚です。
もう10年前の事になりますが、
マレーシアのボルネオ島で、
そんな紅茶に出会ったことを
思い出しました。
そこはサバティーという名称で
親しまれる紅茶の産地なのです。
とはいえ、ボルネオ島での
目的は紅茶ではなく、
実は世界最大の花と言われる、
ラフレシアを一目見たい!
&においをかぎたい!(笑)
というのが最大の目的でした。
それが見られる観光施設も
あるのですが、行った日は
あいにくのお休み。
自分の中ではそれが
メインイベントだっただけに、
それはそれは落胆しました。
私のあまりのガッカリ具合に
個人手配した現地ガイドが
見かねて連れていってくれた
穴場、クロッカーレンジパーク。
ここにたどり着くまでは悪路の連続。
、
車が横転するのではないかと
思うほど舗装されていない(当時は・・・)
道のりでした。
ここは観光施設ではなく、
管理センターのある森林保護区。
動植物の宝庫でした。
ガイドに付いて
熱帯のジャングルに入り込み、
山ビルや見たこともない昆虫に
ビクビクしながらも、
そう簡単には姿を現さない
ラフレシア。
(左は筆者の後ろ姿です、失礼!)
寄生植物のため、
宿主となる樹木を先に探すのが
コツだということを教わりました。
ただ、開花した状態で出会うのは
相当困難とのこと。
赤キャベツのような蕾を見つける
のが精いっぱいでした。
そんな懐かしい思い出とともに
いただいたゼラニウムティーで
プルースト効果(※)を体感して
いた次第です。
※プルースト効果
香りを嗅ぐことで過去の記憶や
感情がよみがえること。
マルセル・プルーストの小説、
「失われた時を求めて」での
描写から名づけられています。
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