《Ethical Consumer》【倫理的消費者】として…
まず、こちらのリンクを是非読んで頂きたいです。
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僕は「つながろう!東北の酒蔵」略して「つな蔵」を合言葉に、東日本に想いを寄せ続けてきました。
今にも倒れそうな蔵の中で命懸けで酒造りを続けた蔵元さん、
全て流され、今も仮設蔵から再建への道を戦い続けている蔵元さん、
自身の蔵も被害を受けながら、「うちは全然大丈夫です」と言い切られる蔵元さん、
みんな、みんな、
「自分達が造るこの酒が、この町のプロダクツなんだ」
「この酒が復興への一歩を進めるんだ」
と、一生懸命。
地酒の一滴の輝きは、さながら町の復興の「希望の光」。
それから僕は「つなぐラー」な唎酒師。
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東北の沢山の方々とのふれあいが、僕を楽天ファンにしました。
とあるきっかけで出会った山内という男は、大の広島ファン。
一緒に仕事をするようになり、沢山語られるカープの話。球団の歴史を教えられ、感情が動きました。広島ファンになりました。
一緒にカープのお店を作ったとき、山内は「地酒を売りたい」という僕の想いを汲んで、僕を広島に行かせてくれました。
そこで酒商山田さんに出会い、山田さんのお誘いで広島日本酒のイベントに行き、沢山の蔵元さんをご紹介頂きました。
みんな、いい人たち。
この人たちのお酒を売れることを本当に誇りに思います。
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昨今、「酒」は、「アルコール」であるという側面ばかりを切り取られ、やれ健康被害だ、ハラスメントだと、ネガティブな事を言われます。
しかし、車が排ガスを出すと同時に様々な手段としての価値を持つように、
「酒」は、私たちの地域の歴史そのもの、「文化」というとてつもない価値を持っています。
そしてそれは機械ではなく、人が人としての技を持って、自然と戦いながら産み出してきたものです。
その土地と、土地にいきる人たちの沢山の想いを込めて作られてきた、文化的生産物です。
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ボランティアに、行きたくても行けないのは、正直、仕方がない面も多々あります。
私たちにも、「守らなきゃならない日常」がある。
そんな日常のなか、ちょっと選んでみませんか?
「今日の酒は、広島の酒を…」
その消費選択は、たとえ飲酒という行動だとしても、
「間違いなく広島に経済効果をもたらします。」
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僕は買います。そして売ります。
その酒の、一杯の向こう側にある、愛すべき人たちの笑顔のために。