今からちょうど1年前、オランダに着いて初めのひと月は、ホテルに住んでいました。ずっと外食だと疲れちゃうので、キッチン付きのアパートメントタイプ。その小さなキッチンで、ごはんを炊いて毎日せっせと作った食事。こういうワンプレート盛りも、かわいいものです。食器はホテルの備え付け。

夏のごちそうはとうもろこしごはん。バターと実をこそげた後の芯も入れて炊きます。すりおろした胡瓜に白ワインビネガーと蜂蜜、塩を加えて緑酢に。この日はカニ缶と和えました。なす田楽は、バルサミコ酢でグレイズ。


手羽先もオランダでは安価で手軽なので、よく食べます。黒酢とお醤油で煮込んで。えんどう豆とキヌアを炊き込んだ豆ごはん、ルッコラのピーナッツ和え、焼きなす、紫キャベツのコールスロー。


脂の少ない赤身のステーキ肉も、たたきにして薄く切ってわさび醤油で食べると、すっかり和食の表情に。インドネシアの影響が強いので、オランダではテンペや春巻きの皮も手軽に買えるのがうれしい。芽キャベツをおだしで含め煮にして。人参は素揚げにしてマリネに。


ヨーロッパの夏のきのこ、ジロール茸で炊き込みごはん。オランダの大きいなすは、賀茂茄子みたいに田楽にするとおいしい。


鶏ひき肉のあんで、翡翠なす。鱒は塩焼きにして、ライムを絞って。パプリカのきんぴらと、夏野菜をたっぷり。

この頃は、食材はアルバートハイン(地元のスーパーマーケット)か、町内の広場で木曜にやっている小さいマルクトで調達していました。




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