リュウキュウコノハズク　琉球木葉木菟

英名：Ryukyu Scops Owl

学名：Otus elegans

フクロウ目フクロウ科コノハズク属

生息地：台湾、フィリピンにも生息するが、主な生息地は日本のトカラ列島以南の南西諸島。

全長：22cm

鳴き声：コホッー

雌雄：雌雄同色

南の島のフクロウ、リュウキュウコノハズクである。

鋭いまなざしで餌を探す夜のリュウキュウコノハズク

フクロウの仲間なので夜行性であり、餌（昆虫やクモなど）を獲るのは夜。当然、見つけやすいのも夜である。

夜は獲物に少しでも警戒されないためか、耳のような羽角をたたんでいることが多い

しかし、リュウキュウコノハズクは昼間でも鳴くことがあるし、危険を察知すれば空を飛ぶことも珍しくない。夜と同様、活発に動くことができるのだ。

羽角を立てて周りを警戒する昼のリュウキュウコノハズク

ただし、リュウキュウコノハズクの印象は昼と夜で大きく異なる。昼間のリュウキュウコノハズクは耳のような羽角を立て、これぞコノハズクという雄姿を見せてくれるのだ。

油断した?! 少し眠そうなリュウキュウコノハズク

【参考文献】

街・野山・水辺で見かける「野鳥図鑑」（日本文芸社）

夜の顔、昼の顔