去年は、誰よりも早く彼がメールをくれました。
そのことは以前に書いたとおり。
私の誕生日参照。

そのことに関連して少しだけ補足を。

私の誕生日、私は一人で過ごしました。
TOPSのケーキを買って、小さな贅沢をしました。

えぇ。たった一人で。

誰と過ごすこともなく。

プレゼントも特になく。
(地元に帰ってから友達に貰いましたけど)


でも、ちょっぴり期待してたんです。
彼にあげたし、くれるかなって。

しかし、夢は夢でしかなく。

きっと、その後のディズニーランドが彼にとっての誕生日プレゼントだったんでしょう。
結局、行ってみたら当日チケットはなかったわけですが。

その代わりに行った河口湖が、私へのプレゼントとなりました。
現実逃避参照。


河口湖に行った帰り道。
その日に使った高速代や食事代を払おうとしたとき。

「いくら?」
「いいよ。」
「え~?」
「その代わり、これが誕生日プレゼントな。」

その高速代は覚えてないけれど、結構な額だったと思う。
その上、私の突然のワガママに付き合ってくれたのだ。

正直、形に残るものがほしいという気持ちもあった。
けれど、それでもいいと思った。
一緒にいる時間を、彼は私にくれたのだ。

それは、Hが私にくれなかったもの。
私が何よりほしかったもの。