神の創造と進化論及び優生学の誤りについて

「見捨てられた我らの父」の第14章の「ダーウィンの子孫たち」に、「優生学」について、書かれている。

ダーウィンの進化論を端的にまとめてみれば、長い時間をかけて、自然淘汰という名のものと、「不適合者」は排除されて、「適者」のみが生き残るということになる。

その考え方を人間社会にも適用させて、「適者生存」の世界を目指そうとする者が、いわゆる「グローバリスト」であり、今回のワクチン接種を含む、一連のコロナ騒動は、彼らの画策する「人口削減計画」の一環なのではないかと考えてしまう。

(以下、引用開始)
グローバル・コミュニティは、厳格なグローバル政策を提案していますが、良心的に実施しなければ、非常に厄介なことになるでしょう。実際には、100億人から120億人の人口は、あまりにも不快なほどに多く、世界の資源に大きな負担をかけることになるでしょう。どのような世界 人口は妥当なのか?どのような目標を目指すべきでしょうか?人口は無期限に持続可能であり、自分たちや他の生命体のために十分な余裕を持てるような小ささでなければなりません。また、健全な文明を形成するのに十分な大きさでなければなりません。我々は、世界人口5億人を提案しています。

このようなエリート主義者たちが、5億人が自分たちの好む世界人口であると公然と主張し、現在の世界人口が77億人に近づいていることを考えると、16人中15人が何らかの方法で排除されなければならないことを考えると、社会的ダーウィニズムと優生学の信念が21世紀の第2の10年(2020年代)にも健在であることを示す明確な証拠となるでしょう。

(以上、引用終了)

「5億人」と言えば、有名な建造物(?)が、ジョージア・ガイドストーンである。
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個人的なことになるが、今から40年以上も前に、田中光二さんが書かれた「大滅亡(ダイオフ)」という小説を読んだことがある。やはり、人口削減計画について、取り扱ったフィクション小説である。

自然環境が、野菜等を自然に栽培することも困難なほどに汚染が深刻な時代となり、人工的な要素も加わった食物が配給される時代の中、マスコミの仕事に従事する主人公が、失踪した友人のメモを頼りに、政府の、今でいう「陰謀論」を暴いていくと内容である。久しぶりに手に取って、四見たが、今の時代に読んでも、いや、今のこういう時代だからこそ、読み応えがあった。

その小説の中では、

・深く物事を考えられなくなる中毒性を持った嗜好品(ガムのようなもの?)

・子供の出産時に、両親の家系を調べ、問題がある場合は、病院と結託して、健康体で生まれても、障害を持っていたとして「死産」として処理させる。

・政府が支援する「宗教団体」を立ち上げ、「安楽死」を扇動する社会的雰囲気を醸成させる。

・致死率の高いインフルエンザを蔓延させる。(さすがにワクチンの話はなかった。)

・人工地震を頻発させる。(小説では、地震が頻発する地域の地殻に大量の水を入れる方法が取られていた。)

主人公は、政府の陰謀に辿り着くが、世界が抱える食糧問題の前に、人類が存続するために、自分も、その「陰謀」に加担する道を選択することになる・・・

この本を読んだ当時は、自分も中学生であり、何となく主人公に共感を覚えたような記憶がある。食糧問題がここまで深刻化すれば、主人公のように考える人間も多いのではないだろうか?

その時に、お父様のことを思い出す。21年間の釣りを通して立てられた蕩減条件のことを。人類のメシアとして、食糧問題だけではなく、人類が超えて行かなければならない数々の問題に対して、きっと人間の責任分担如何によって、解決できるような蕩減条件を立てられたのではないだろうか?

話を元に戻すと、このような人口削減計画を考えるような誤った考え方は、既に間違いが指摘されているダーウィンの進化論を用いており、また、マルキオンの思想にも繋がっているのである。


(以下、引用開始)
おそらく最も悪名高い優生学者は、プランド・ペアレントフッドの創設者であるマーガレット・サンガーです。それは、「不適合者」と 「適合者」の出生率の間のアンバランスは、「文明に対する現在の最大の脅威 」であったという彼女自身の言葉から分かります。サンガーは排除する必要があるグループをリストアップしていきました。

心が弱い者、てんかん患者、馬鹿者、無気力者、非常識者、結核患者、嫌悪感を抱く者、伝染病を持つ者、貧乏人、物乞い、生活保護を受ける可能性のある者、犯罪者、売春婦、またはあらゆる形態の売春を目的とする者、文盲者、英語や他の言語を読むことができない16歳以上の者、すべての者が入場を拒否され、これらの措置を実施するための手続きが義務づけられています。私はそれは良い法律だと思います。残念ながら、それは単に否定的なだけで、選択的な立法ではありません...

このようなタイプの人々を国外に追い出す必要があるならば、なぜ彼らの繁殖を止めることが重要ではないのでしょうか?

出生のコントロールとは、無差別に行われる避妊ではありません。それは、私たちの社会のより良い要素を解放し、栽培し、不完全な株、アメリカの文明で最もすばらしい咲きほこる花を脅かす雑草のようなこれらの人々を徐々に抑制し、排除し、最終的には絶滅させることを意味します。

個人的には、心の弱い者、精神異常者、梅毒患者の不妊手術を信じていますが、不適合者が増え続ける中で、これらの措置が表面的な抑止力以上のものであることを発見することはできませんでした。

適合者、やや適合している者、完全に適合していない者の間のこの区別は、3つの水も漏らさない完璧なカテゴリに人類のすべてを配置したマルシオンとヴァレンティヌスの著作に強い類似性を生み出したのです。第1は、真の知識(グノーシス)とその中に神性の強い閃きを持っていた選ばれた者または、強化された者。第2は、救いを得ることができる心霊の強いもの、そして第3は、食べ、飲み、結婚し、そして永遠に死ぬ人類の大多数。

(以上、引用終了)

 


 

 

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