臼蓋形成不全の続きです。
この病気は股関節の上の骨のかぶりが浅くて、普通の人より軟骨の減りが早いという病気らしいです。

例えるなら普通の人は屋根付き駐車場で私は屋根が半分くらいしかない駐車場なので
長年使っていると屋根が少ない分劣化するのも早いみたいな感じなのかなと私は捉えました。


これが進行すると変形性股関節症といって、軟骨がなくなって痛みがでてくる病気になるようです。

私の場合はその前段階というのと、まだ症状が進行期ということで、先生がRAOという
骨切り回転術と言って、自分の骨盤の骨を切って回転させて股関節の上に屋根を人工的に作ってあげる
という手術です。

比較的若い人に勧められる手術らしいです。病気が進行してしまって軟骨が擦り減ってしまった人は
失った軟骨はもう元に戻らないので人工股関節手術になるらしいですが、まだ軟骨が残っている人なら
屋根を作ってあげる事によって今後軟骨の減りが抑え
げる事によって今後軟骨の減りが抑えられるので効果のある手術みたいです。

でも、人工関節の手術に比べて入院期間もリハビリ期間も長く、復帰にかかる時間が
かなりかかるというので会社を休職しなくてはいけなくなるという事、かなり辛い思いをしてRAOをしても結局人工関節にしたという人もかなりいる事で悩み、別のお医者さんに
セカンドオピニオンを聞きに行くことにしました。
ネットで調べて別の病院の股関節の専門医に会いに行きました。

私の骨のかぶりは思ったより浅くないので却ってRAOをしてしまうとバランスが崩れてしまう事、
今は人工股関節の耐久年度も上がっているから5,60代まで保存療法でできるだけ先延ばしにして
その時がきたら人工股関節にするという事でも良いのではないかとの事でした。

そちらの病院で股関節周りの筋肉を鍛えるトレーニングを教えてもらって帰りました。
本当はここに通えるのが一番良いのですが、かなり遠いのでトレーニングだけは違う病院で受ける
事にしたのですが、なかなか股関節のトレーニングを受け入れてくれる病院が無くて今困っていることろです。
まだ私の病気は目に見えて悪いわけでもなく、専門医の先生以外が診てもぱっと見、どこが悪い
のか
分からないらしく、骨折やケガをしていてリハビリを待っている患者さんも多いらしく、なかなか受け入れてもらえません。
 
そんな訳でまだトレーニング指導をしてもらえる病院は見つかっていないのですが、自己流でもらった股関節体操をしながら
保存療法に努めています。
 
中くらいの整形外科も行ってみたのですが、電気を当てられて終わりでした。私の探し方が悪いのかなあ。