マミがいよいよ転職活動を始めた。
現在、某製薬会社で派遣社員として働いているが、次の更新で契約を断るらしい。
このマミ、私の友達の中でも群を抜いて、仕事が続かない人である・・・。
今まで何度転職したことか・・・。
今回の製薬会社も
本人は最初の契約期間３ヶ月で辞めるつもりマンマンだった。
しかし、
職場で出会った「王子」の存在により、なんとか今まで続いてきた。・・・といってもまだ５ヶ月。
しかしこの度、ご愁傷様なことに
その励みの存在である「王子」に失恋しました。（←7/6「撃沈。」
参照。）
それもあって、契約更新断念を決定したようです。
しかしながら、今回、私としては「えらいぞ、マミ！」と言ってあげたい。
何故なら、まだ就業中であるにもかかわらず、転職活動を始めたからです。
マミは今まで、会社を一度辞めるとなかなか働き出さなかった。
今の会社で働き出すまでの約１年間も、自宅療養してました。（←何の療養じゃ！？）
実家暮らしなので、衣食住は困らないとは思うが・・・世間的には厳しいですよね。
三十路のニート。
いくらニートが流行っている（？）からとは言え、威張れたもんではない。
なので、少し前にマミから
「今度の更新はしないことにした～。」という言葉を聞いたとき、
「またかよ～。」と呆れ気味にもなりました。
ところが、その言葉の後に
「私も転職活動始めるー。」といつになく前向きな一言があったので、
「おっ、エライじゃん。」とちょっと見直しちゃったのである。
てなわけで、私はマミの背中を押すべく、
自分が利用していた「転職サイト」をマミにメールで送信した。（←お見合いを仕切るオバ様に似た感覚。）
当時、私自身も
「正社員になりたい、なりたい」と躍起になって「転活」していたので、
その様子を見て、さすがのお気楽マミも
３１歳独身女性の感ずるごく普通の焦りを感じたのかもしれないです。
「明日、初の面接に行ってきます♪」
マミから朗報が届いたのは数日前です。
履歴書の趣味の欄に「転職」と書けそうなほどの職歴を持つマミだけに、
書類選考を通っただけでも、かなりうれしそうでした。よかった、よかった。
「頑張って来いやー。」と激励のメールを送った、私。
・・・でしたが、
「面接受けてきたけど・・・、なんか受かる前から行きたくなくなってきちゃった。」と
ネガティブ速報が届いたのは昨日のこと。（←もうかよっ！！早すぎ！！）
なんとマミさん、「ＡＶの制作会社」を受けたのだそうです。
なんでまた、そんな「特異」な会社に応募したんでしょうか・・・。
当然、マミ本人はどういう業種の会社か承知の上で応募したそうですが、
面接する中でマミをネガティブにさせる色々なことが浮上してきたらしい・・・・です。
・定時が１０時～１９時。しかし通常、２１時くらいまで残業あり。
・喫煙オフィスで、特に会議室の煙が尋常でない。
・社内イベント（旅行やスポーツ大会など）がやたら多い。
「私、気管支弱いから煙苦手だし・・・、社内のイベントとかかったるくて嫌だしなー。」
と、完全にネガティブモード。（←つーか、受かってから悩んでくれ！！）
さらには、
「はっきり言って、落選すること希望。」などと恐れ多きことを言っていた。
ダイジョブ、受からないよ・・・きっと。（←こら、こら。）
「なんでまた、ＡＶ制作会社なんて受けたのよ・・・？」
抱いていた大いなる疑問をぶつけてみました。
その答えは、
「おもしろそうだったから。」
・・・・。
確かにね、面白そうだよね。
私としては、いっそのこと合格して働き始めてほしいくらい面白そうではあるよ・・・。
（このブログのネタ、惜しみなく提供してもらえるだろうし。）
しかし、マミには無理。
そもそも、自分の適性を考えてなさすぎるー。
煙もくもくの会議室・・・、納得できるじゃん。
パワーポイントかなんか使って、資料片手に会議でもすると思ったのか・・・？？。
雑然とした「喫煙オフィス」も、
あってないような「定時」も、おおよそは想像できたはずだろうに。
さらに不思議なのが・・・
「社内イベント」はかったるいのに、「ＡＶ製作の仕事」はおもしろそう・・・とはこれいかに？？？？
とりあえず、やめておいた方が無難でしょう・・・。
「過労と急性気管支喘息のため、辞めることにした。」と言い出すマミの姿が目に浮かぶ。
下手したらまた、
病気療養につき休職期間に突入・・・なんてことにもなりかねない。
さすがの私も、ニートの友人の暇つぶしにはもういいかげん付き合いたくにゃい。
働らかざるもの、誘うべからず・・・なのだ。
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