今月読んだ伊坂幸太郎「クジラアタマの王様」の読メ連携ツイートをNHK出版マーケティング局さんからリツイいただき嬉しかった。ツイート内容記しておく。
(自分ツイ)
読メの感想リツイいただき嬉しい。
私は勉強不足で恥ずかしながら本作読むとき「NHK出版って小説出してるの?しかも伊坂作品!?」と思ってしまった。(^^;)

(NHK出版マーケティング局さん)
小説、いろいろ出させていただいております
中山七里さんの「護られなかった者たちへ」や阿部智里さんの「発現」なども是非是非よろしくお願いします
「クジラアタマの王様」は、伊坂幸太郎さんの本が作りたくて弊社に入った編集者の12年越しの情熱が実ったものです

(自分リプ)
教えていただきありがとうございます。
小説丸での伊坂先生のインタと、ほんのひきだしの砂原さんの文章読みました。
小説の中にコミックを入れるということは何人かの編集者さんに提案されたそうですが、砂原さんの情熱が実って伊坂ファンとしても嬉しいです。
 
’19.9月読書記録
初読(3)+再読(3)冊:6冊
読書メーターより
 
9/27【いけない/道尾 秀介】
ゾワッとした。
第1章“邦夫がこの世で見た最後のものとなった”の記述が巧いと思う、この騙され方は私好み。
各章最後の写真に本当の真相が隠されている、との仕掛けは読了後ネタバレと共に知った。(^^;
第1章地図は見方わからず、最終章で邦夫が逮捕されてないから隈島どうしたの?と思ってた。
第2章は珂が助かって良かったと思い白い袖が誰か気にしてなかった。
第3章はよくわからないまま、とにかく水元が気の毒で竹梨に嫌悪感。
最終章の写真、邦夫と弓子夫婦への同情が強い私は、白紙でいいよ、と思ってしまった。(^^;
 
9/21【いつかの岸辺に跳ねていく/加納 朋子】
護視点の「フラット」はずっと楽しかったのに最後の悪いニュースでドキドキ。徹子視点の「レリーフ」に変わり、そういうことだったのかー。
カタリの悪意はクリスティの「カーテンーポワロ最後の事件―」が思い浮かんだ。
護と根津くんの活躍が爽快だけど、徹子は手遅れになる前に護たちに相談すれば良かったのに、と思ってしまう。恵美の祖母が言ったように誰にも止められなかったのかもしれないけど。
幼いころ徹子が会った神様の正体がわかるラストはやはりグッとくる。
 
9/16【牛姫の嫁入り (角川文庫)/大山 淳子】
(再読)文庫化(’19.7/25初版)購入での読み返し。
ちゃぼ、柘榴、かんざし、お団子最後のひとつ、様々なエピで重姫がどんどん好きになり「わたしはお洗濯とお掃除ができまする」にうるうる。心根が美しい人に良いことがある心地良さ。
私は小説として好きだけど、解説での呼びかけに興味はある。映画化希望!
 
9/8【クジラアタマの王様/伊坂 幸太郎】
面白い!伊坂作品は、登場人物のちょっととぼけてる感じ、軽妙な会話、伏線回収の見事さが私は好きで、本作もその満足度高い。
コミックパートは最初意味がわからずざっと見してたけど、途中で何が描かれているのかわかり慌てて戻ってじっくり見た。
娘を助けるためのクライマックスで、夢の中での戦いの勝敗を気にしながらも「あっちもこっちもない」と現実に立ち向かう岸にグッとくる。
池野内議員の信念、小沢ヒジリのおおらかさも好き。
自社ビル大型スクリーンの伏線回収、社長が誰かわかったときが爽快。
 
9/5【ハケンアニメ! (マガジンハウス文庫)/辻村 深月】
(再読)朝ドラ「なつぞら」を見ていて読み返したくなった。
技術が進歩してもアニメ制作は大変な作業だと感じる。
それでも関わる人たちの情熱はいつの時代も同じだろう、ワクワク感いっぱい。
前回書いた感想と同じだけど。
子供の頃アニメとは無縁だった瞳が団地が舞台のアニメ映画に惹かれた心情に納得。
アニメ作品の内容はもちろん、聖地巡礼等イベントの盛り上がりも興味深くて楽しい。
第1章では敵役かと思っていた行城がどんどん好きになった、王子との組み合わせ今度こそ成功すると思う。
 
9/3【私にふさわしいホテル (新潮文庫)/柚木 麻子】
(再読)先月倉知淳「作家の人たち」を読んでふと読み返したくなった。
痛快で楽しい。出版界の裏とかどこまで本当かわからないけど作家さんの本音が入ってる感じ。
加代子って手段を選ばず人を蹴落とすことも平気だけど、作家としての実力はあるし反省もするから好き。
東十条先生や遠藤先輩との関係性も愉快で、感動的でもある。
宮木あや子さん、南綾子さん、そして朝井リョウさん実名登場にはビックリしたけど面白い。
 
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<義母介護メモ>
病院:9/4(Y)、9/11(O)、9/27(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:9/18
堤さん:9/16