イーロン・マスクと聞くと、思い浮かぶのは、

「EV自動車」

「スターリンク」

「Twitter買収」

「人間の脳にチップを埋め込み情報をやり取りする」

 

それから、マイナスイメージが先行していた。

WEFとも繋がっていそう?!
宇宙人みたいな、薄気味悪い超お金持ち?!
でも、一方で、プラスイメージも有る。
Twitter買収では言論統制が緩められたから、良い人?!
つまり、何だか謎の人 だった
 
ところが先ほど
『イーロン・マスク後編」の動画視聴(約30分)をして変わった!
あれあれ???  
私は勘違いしていたのかな??? 
 
実は、彼は、究極のリバタリアンだった。 
個人的な自由、経済的な自由、両方の自由を重視する考え方を持つ人らしい。
つまり、自由の国アメリカの元祖 みたいな考え方を重視する人らしい。
30分後には、彼に対する良いイメージが出来あがっていた
そして、ちょっと荒廃するアメリカにも希望が有るかも♪ と感じた話だった。
 
また、脳にチップの埋め込みには、気持ち悪さしか感じていなかったけれど、
(そういうことを考える事自体が、不気味だった)けれど、
新しい技術に対して、(私が持っていた偏見を)ちょっと覆えすことになり、
逆に、未来への希望が見える気がし始めたから、笑えてしまう。
(私は、とても単純でも有る)
 
 
だから、自分用メモとして残しておくことにした。
宜しかったら、1.5倍速ぐらいで、サラッと視聴されることをお勧めする。
(ありがたいことに、字幕付き♪ だし)
 
       イーロン・マスク後編/情報統制との戦い|茂木誠         

 

 

 

 
そしてここから、ちょっと僕は引っ掛かるんだけど
このテスラを中国に売り込んだ。
「10憶の中国人がガソリン自動車を止めて電気を使えば、地球はクリーンになる」
と、彼は思ったんでしょう。
 
一方、中国は外資規制をやっていた。
中国で展開する企業の株式51%を中国が握り、外資は残り49%にするという規制。
 

トランプ政権時に、『米中貿易戦争』を始めて、

「規制を止めて、もっと投資させろ!」と言って、習近平が折れて、
2018年4月~
中国は、特定分野(自動車 船舶 航空機製造)に於ける
外資出資比率制限を(2022年まで)撤廃すると決めた
 
それから、イーロンは、中国で電気自動車作りを始めた!
 
 
電気自動車を、中国で!
・中国は人件費も安い。
・リチウム開発で掘ると、環境汚染が起こる。
 しかし中国はゆるゆるで(無かった事にする)これらの理由も手伝っている。
 
 イーロンが環境に興味が有るならそこをちゃんと見ろよ 
 と僕は思うけど(笑)  そこはスルーしている
 
 
但し、中国共産党とテスラ社がズブズブか? というと、
そうでもなくてテスラ社が、自動車のAI化を進めると、
中国共産党は、それに対して警戒し始めた

つまり、疑った

テスラ自動車が、AIによってスパイ活動をやっているんじゃないかと。

(中国は、自分は他所の国でやっているからね‥‥笑)

 

もう中国製の電気バスなんかを、日本の自治体では、かなり使っている

色んな情報を何処かに送っちゃうかもしれないものを、使って良いのか?

特に、自衛隊の基地に出入りしちゃって、良いのかな?


 

 

ハイパーループ構想=チューブ列車

地下にチューブ(管)をず~っと通して、

中を減圧すると、凄いスピードで走るそうなんだけど…。

 

宇宙戦艦ヤマトとか、

我々が70年代に見たSFでは、チューブの中で列車が走っていましたね。

 

それで、理論的には時速1,000㎞を超えたマッハに近いスピードで走り、

飛行機より早く、ロサンゼルスとサンフランシスコを30分で繫ぐ。

あとは、

大都市の地下にチューブを張り巡らせて、新しい地下輸送システムを作ることも。

そして、垂直に離発着できる、ジェット機の開発もやった。

 

 

ニューラリンク

デバイス(端末)を脳に埋め込んでコードで繫ぐ。

ニューロン(神経)とリンクさせ、

例えば、体の不自由な人も電気信号で手足が動くとか、色んなことが出来る。

人体とコンピュータの一体化も同時にやって行く。

 

 

 

ということで、

いよいよ、(イーロンの発想は)宇宙に出て行く。

「テスラ社」と同時並行で

「宇宙開発会社 スペースX」も立ち上げた。

 

 

スペースX社で、宇宙開発事業

最初は、無人の貨物を運ぶロケットを作った。

国際宇宙ステーションに衛星を飛ばして、また戻って来る。

面白いのは、ファルコン というロケット。

 

ロケットは1回1回使い捨てだけど、もったいないので、

ロケットを地上に垂直に着陸させて、もう一回使う という事をやった。

スペースシャトルは飛行機のように戻って来たけど、これは垂直に着陸する

 

 

(最初は、地上に着陸させていたが)

海上に浮かべた上に、宇宙から戻って来て逆噴射で垂直に着陸する。

これが、もう2015年には、成功している。

 

 

 

以上が、無人ロケットだけど、

これからは有人に替えるということで、

2020年には、荷物も人も運べる「スターシップ」を打ちあげた。

それを国際宇宙ステーションにドッキングさせる。

 

 

 

スターリンク構想=小型衛星 計画

スターリンクは、宇宙開発とインターネットのリンクで、

沢山のスターリンク(小型衛星)を割と低い高さで打ちあげて、

地球全体を覆い尽くして、どこからでもネットで繋がることが可能 

というものを、イーロンは考えている。

地球を網で囲むネットワーク のようなものを、作っちゃう。

これを、すでに始めている。

 

しかし、これも、中国にとっては困るものだ

共産党が、情報統制できなくなってしまう

 

僕たちがインターネットを使う時には、必ずプロバイダ会社を通している。

それを、もし政府が「プロバイダ会社」を押さえたら、情報をカット出来る

そういう事を、中国などの独裁政権ではやっているからだ。

 

 

プロバイダを通さないで、直接に個人と人工衛星で他の個人を繫げられれば、

国家が要らなくなるが、それがもう、始まっている。

つまり国家を超えた(スターリンク計画は最終的に1600機の衛星を打ち上げる。

僕たちももう、アンテナさえ買えば、使う事が出来る。

 

彼は、究極のリバタリアン(原理主義的な、究極の自由主義)なので、

『如何なる国家権力にも属さなくても良いように生きて行きたい』 故に、

人類を、そういう束縛から解放しよう としている。

 

 

最近、話題になったのは、

ウクライナ戦争が始まった時に、イーロンがウクライナに対して、

スターリンクシステムをタダで提供』と言った事だ。

 

ゼレンスキーはTwitterで大喜びを表明しながら、同時に、

ロシア側のプロパガンダが流れるのは困るから、規制してくれ」と言ったら、

イーロンは「しません」と断わった。

スターリンクは、一切の規制はありません」と言って、突っぱねた。

つまり、究極のリバタリアンなので、一方には加担しない主義だ。

 

その、ウクライナに提供した事で、グローバリスト派の感覚が見えたかな?

(誰もが)思ったが、 実は、そうではなかった。 

彼は、純粋なリバタリアンだった

 

だから、本当にスターリンクがもっともっと安くなり、

(衛星が)更に小型化されたものになっていれば、

世界中の独裁政権にとって、もの凄い脅威になる

 

 

 

火星移住

スペースX社の最終目標は、『火星移住』で、

たとえ、地球が滅んでも火星の人類が生き残る というプラン。

さらにイーロンは言う。「火星は現在、人口がゼロです」と。

 

つまり、人が多い方が良い! どんどん増やせ!

ということで、「逆に、地球の人口減少が心配だ」と。

今、人類にとっての脅威は、人口減少であるという流れの中で、

彼はこう、ツイートしている。

 

日本が心配だ」  

何も手を打たなかったら、日本が無くなってしまう

日本が無くなっちゃうと、それは世界の損失だ

 だから、日本人に、もっと子どもを作れ と言っている。

もし、当面の少子化で困る事が有れば、そこはロボットが埋めるから大丈夫

 

 

 

ニューラリンクの希望

さきほどの、コンピュータと人体を繋ぐということが本当に実用化されたなら、

例えば、

今歩けなくなっているお年寄りが、シャキッとして仕事が出来るかもしれない。

そういうことは、あと10年ぐらいで実現できるだろう。

もう、寝たきりはいなくなる。

まだ、頭が冴えているのに、足が不自由で困っている人は沢山いる。

そういう悩みが無くなって行く時代が来る。

 

 

Twitter社の買収

スターリンクという仕組みは、もう実現の第一歩に近づいていて、

それが実現すれば、いよいよ火星だ! と、

人口は産めよ増やせよ という事がわかったけれど、

その次の展開は、何か?

近年の凄く話題になったのはTwitterの買収で、こちらについても教えて下さい。

 

 

Twitterは、ジャック・ドーシーが始めたシステムで、

『短い言葉の呟きのヤリトリをしよう』ということで、ヒットしたが、

ところが、Twitter社が『情報のコントロール』を始めてしまった

 

たとえば、まず『ポリコレ

ポリティカル・コレクトネス政治的正しさ)で「差別」や「偏見」を含む表現

を、政治家、メディア、SNSで規制することが、近年過剰になり

「言葉狩り」や「言論統制の正当化」に使われているとの批判が起こっている。

 

差別を煽ったり、社会的弱者を傷付けるような発言やツイートは、全て削除する

閲覧禁止にする。 或いは、バンする

 

もう、この頃から、イーロンは、そこに批判的で、

SNSが個人の発言の自由をコントロールするな!」 ということ。

 

更に、Twitterが大問題と成ったのは、アメリカ大統領選挙の時だった。

2020年大統領選挙は、トランプ大統領は再選をかけ、ジョー・バイデンが挑んだ。

その投票日の1ヶ月くらい前から、

ジョー・バイデンの息子ハンター・バイデンのパソコンの中身が洩れた。

 

これはハンター・バイデン自身がパソコンを水に浸けて修理に出したまま忘れて、

修理屋が、お客さんが取り来ない と言って、中身を見て見たら、

とんでもない「収賄」「買収」「ポルノ」など、いっぱいの犯罪が詰まっていた。

この大統領候補の息子の持ち物がヤバイ ということで、

修理屋さんはFBIに持って行ったが、FBIは動かなかった

 

それで、アッと気が付いた。

つまり、修理屋は、バイデン家とFBIは繋がっているらしいと、気づいた。

 

修理屋さんは、有耶無耶になるのは拙いと思い、

トランプ大統領の選挙本部にいた元ニューヨーク市長のジュリアーニに持って行く。

ジュリアーニは、これは大変!ということで、

マスメディアにリークしようとしたら、全部無視をされた。 つまり、

大手メディアは「バイデンに不利になるような事は一切公表しない」となった。

唯一、ニューヨークポスト(夕刊フジ的な新聞)だけが1面で取り上げたが、

ニューヨークにいる人しか読まず、

アメリカ人は、ハンターバイデンの犯罪を知らないままだった。

それで奇妙な選挙が有って、バイデンが圧勝してしまった

 

その時に、「ハンター・バイデン疑惑についてのツイートは禁止します」と、

Twitter社は決めた

 

大手メディアは報道しない。

Twitterでも見られない。

 

年が明けて、2021年に選挙結果を連邦政府が認めるかどうかと言う日、

1月6日に、また事件が起こった。

「今回の選挙はいっぱい可笑しい事が有るから、選挙をやり直せ」という、

トランプの支持者が議会を囲み、一部の暴徒が中に突っ込み、乱暴狼藉を始めた。

 

警官隊は発砲し、死者も出た「1月6日事件」

あの時、そこから何㎞か離れた所にトランプが居て、支持者にスピーチをして、

「我々は警察の指示に従いましょう!」

「抗議は良いけれど、暴動はダメです!」

それが、Twitterに流れた。 その時にTwitter社は、

まだ現職だったトランプ大統領のTwitterのアカウントを永久にバンした

 

これで一斉に、トランプ支持者や保守派が

「もう この会社は腐っている」と、Twitterを離れた。

(これを受けて、社内でも、かなり揉めたようだ)

トップのジャック・ドーシーは、そこまでやるか?と、批判的だったようだ。

 

えっ? そうなんですか。 現場(幹部)がやったんですか。

 

はい。現場の幹部がやったそうです。

結局、ドーシーは、その年の11月にTwitter社を辞任した。

その後は、インド系の人が後を継ぐんだけど、そういった流れを受けて、

もう、Twitter社の人気は急落し、株価も急落し、経営が苦しくなり、

そこに、マスクが「じゃあ、買います」と入って来た。

 

買収後には、Twitter社の言論統制していた幹部は総てクビにして、

大量の従業員も解雇した

というのは、無駄な仕事(ツイートの監視)が一杯有ったからだ。

彼らは(削除するかどうか)という検閲が仕事で、検閲要員だった。

 

しかし、日本では、その事については偏向報道ですよね。

「イーロンマスクが、勝手気ままに首を斬っている」と。

 

はい。 日本のマスメディアは、そもそも

ハンター・バイデン規約があり、その話は報道しない

 

そういう流れになってますよね。  

 

グルですよ。グル

 

それから、大量の偽アカウントと言うのが有って、

民主党バイデン側を応援するようなアカウントがたくさん有り

それをロボットで自動的に配信 とか…。

 

それをイーロンは、全部、バタバタ切った。

「月、8ドル払ったらこの人は本人(認証します)」というシステムを始めた。

 

それは、当然経営者として、当たり前のことをやっていることですよね?

 

そうです。そして、トランプのアカウント復活問題と言うのも有り、

イーロンは、「皆さんで投票して下さい」と言って、

自分のTwitterのアカウントにアンケートを入れ、

「トランプのアカウントの復活に賛成か反対かを投票をお願いします」行った。

復活賛成が51%、反対が48%で、微妙な結果では有ったけど、

イーロンはトランプのアカウントを復活させた。

尚、トランプは、もう別な新しいSNSを作っていて、Twitterには復帰していないままだ。

 

面白いのは、その後、イーロン本人が、

『Twitter社のCEOを辞めるかどうか』のアンケートも取っている。

57.5%が辞めるべき という結果だったので、

イーロンはCEOは、「じゃあ辞めます。」

「但し、TwitterのCEOという損な仕事を受け入れる愚かな人が居れば辞めます」

と、言っている。

 

現在のところ、後任はいない ということですね。   はい。

自分の進退について、オープンな場で聞いたり、

トランプ元大統領のアカウント復活を聞いたり、

そういう態度を見ていると、真のリバタリアンなんですね。

本当のアメリカの建国からずっと持っている、まあ、

自由主義の思想を持っているかたなんだなあ と感じます。

 

本当にもう不眠不休なんですよ。この人。

 

ロボットですかね?    

 

ロボットかもしれない。(笑)

それで、常に従業員とはメールでやりとりしている。

社長がCEOが直接「〇〇しろ」と指令して、従業員からレスポンスが有ると、

良い提案だったら、直ぐに抜擢する。 気にくわないと、罵倒する。(笑)

 

もう、頭の中に既にコードが入っているんじゃないですか?

 

社員には、自分がやって来たような、長時間労働を求める。

これに耐えられなくなって辞めた人は、大勢いるようです。

イーロン本人が、オフィスで寝袋で寝ている写真を撮って、

それをTwitterに上げて、

「イーロン・マスクに、用事が有ったら、ココに来い」と。(大笑)

 

 

彼の政治思想は、

民主党、共和党を問わず、強力な国家権力は認めない

 

なるほど、一貫していますね。

 

だから、特定の政党支持を言った事は無いようで、献金も両方にしている。

2020年の大統領選挙では、バイデンに入れたけど、

その後、バイデン政権の増税」と「ポリコレ」に反対して、

もう、民主党に入れない」 と言う事で、

「2024年の大統領選挙では共和党に入れるかな?」 みたいな感じ。

 

一貫して、リバタリアンとしての思想を貫いている という感じですが、

こう言ったかたは、アメリカの影響力の有る経営者層に多いんですか?

 

少ない!  ほとんどがポリコレ側なので

 

やはり、幼少期に南アフリカで育ってきた環境において、まあ、

自由の国アメリカ みたいなところを大切に思って出て来た ということが、

大きな要因の一つなんでしょうかね。

 

うん。(そう)だと思います。

 

でも、日本にとっても、『凄く、真っすぐ』 というか、

『色メガネをかけて見ていない状態』じゃないですか。

すごく、ありがたいですね。 こういう方が増えると。

 

そうですね。 日本のアニメの大ファンです。

好きなアニメが、『エヴァンゲリオン』『もののけ姫』『君の名は』

 

日本とイーロンマスクさんは、どういうお付き合いをすれば良いのでしょう?

 

だから、日本が

民主党政権の尻尾にぶら下がるようなことをやっていたら、ダメでしょうね。

僕は、イーロンマスクの存在というのは、アメリカの希望だと思います。

 

アメリカというのは、少なからず、自浄作用がある と見て良いでしょうか?

 

そうですね。  トランプのTwitterが復活した ということで、

トランプと上手くやっているか? というと、そうでもない。(笑)

トランプ石油をガンガン掘れ!なので、イーロンそれは我慢できないらしい

 

それはちょっと自分のプランと違う?(笑)

 

自分のポリシーがある。(笑)

「環境を守れ」というのが、イーロンなので。

 

そういう意味では、分かり易い方なので、

交渉もし易いし、付き合い易いかもしれないですね。

こういったリバタリアンの動き と言うのは、イーロン・マスクさんを見れば、

けっこう、表に出て動いていらっしゃると思いますが、そういう動きが見られる中で

アメリカの中にも、そういった方々が増えて行ってますでしょうか?

 

常にアメリカには一定数はいて、つまり、

もともと、アメリカ人の開拓精神と結びついているので。

ここは、アメリカの良い処 だと思う。

 

もはや、民主党はどちらかと言うと、

資本共産主義というか、文化共産主義と言うか、

その形になって来ていますけれど、そういう意味では、アメリカが元々持っている、

建国の理念』であったり、『自由主義』という方向性、

それが彼らの『本当の保守』 だと思うんですが、

それを持っている相手だと、日本としても、

色んな意味で、付き合いが出来て行く可能性が増すと、考えても良いでしょうか?

 

そうですね

 

そういう意味では、

今回はドーンと暗いお話になるのかな?と思っていたのですが。

 

そうですね。 

希望が持てましたね。 

今回のイーロンマスクシリーズは

 

ちょっと希望が見えた というか、

やはりアメリカも一枚岩じゃなくて

いろんな様々な考え方が有るんだなと解って

明るい気持ちになりました