母と私は同じ時間に寝る
けど今日は先に部屋に戻ろうと

さき行くねおやすみ

と言った。





姉の姿と自分が重なった

姉はいつも私たちより先に寝る部屋に行った。

冴えない顔をして

おやすみと。




助けられなくてごめん

涙が止まらない