北陸新幹線を二本乗り継ぎ福井県敦賀駅へ更に、ローカル線
乗車で小浜線の松尾寺下車。高崎から5時間21分の乗り鉄である。
面の皮は厚くないがお尻の皮はいたって丈夫な福来野、両親に
感謝している。
高崎から長野まで「あさま601号」自由席。
軽井沢駅付近で撮影した「浅間山の噴煙」。
長野から敦賀までは全社指定の「かがやき503号」。
最近のニュースに「相席ブロック」と聞く現象、主に高速バスでの
迷惑行為らしいが、新幹線でもあると聞く。
仏教の教えのひとつ「無財の七施」に「床座施」と言うのがあって、
席や場所を譲るという心掛けが必要とある。
施しをする事、分かち合うことが苦手な人が多くなっている様に
福来野は感じている。自分だけが、自分だけに、自分だけのと言う
心持ちではなく、日常生活の中で出来る「無財の七施」を実践して
過ごしたいと想う。
お世話になった「かがやき503号」5号車5番E席は、乗車券を
取り扱って頂いた方の配慮?快適な車両と席を用意して頂いた。
感謝です。
敦賀から小浜線東舞鶴行きの電車(JR西日本125系)は11時18分
発であったが、接続電車の到着遅れ(JR京都線信号トラブル)影響で
9分遅れての出発。
若狭湾の風景。
若狭本郷駅前に設置された「ドリーム・エキスプレス義経号レプリカ」。
下車駅「松尾寺」、定時13時09分着。(どこで、いつ遅れを挽回?)
木造駅舎の中に「カフェ」が営業中。(道中記⑤-3に記載)
国道27号線から振り返って松尾寺駅を望む。
松尾寺駅入口から国道27号線(丹後街道)を東に約910m、松尾寺
への参詣道のひとつ南ルート(現在は府道564号松尾吉坂線)に入り
舗装路を進む。
松尾寺までの所要時間はガイドブックに約40分とある。
国道に別れ約800m進むと府道のヘヤピンカーブがあり、カーブの
手前前方に「西国古道」の入り口。しかし、「熊に注意」の立て看板と
草丈の長い雑草が生い茂る山道。 ここまでの道中にJR小浜線を
越える「青葉橋1」や「滅罪橋」がある。
松尾寺お参り初回(2019.09.19)に踏破している。
道標。 西国二十九番松尾寺。(手元の資料に、大正十年一月建之)
見回しても緑の山ばかり、道端には小判草やヒメジョオンの花。
ホタルブクロの白花にも再三呼び止められながら進む。
時折り野鳥の声も聞こえて来る、ホテルに投宿して知った事だが
この日の舞鶴市最高気温は33.9℃だった。
歩き巡礼のご褒美は時々見かける小さな祠や石造物。
コンクリ台に木製の祠。
ウツボグサにも再会のご縁、感謝。
松尾寺仁王門下に到着。
松尾寺駅を出て55分、府道に入って40分ほどで仁王門へ到着。
一応ガイドブック記載の所要時間から見れば、足腰の衰えはないな。
(自己満足の域を出ないが、アハハ)
ご縁に感謝 西国観音巡礼 道中記④ 松尾寺情景に続きます。