事業計画書には自信あり!? | 創業融資で悩むな!資金調達の専門税理士が語る非常識ブログ

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創業融資専門税理士の河西です。

明日は江戸川区内のボランティアに参加いたします。
どのようなボランティアかと申しますと、対象は東日本大震災で被害に遭われた方向けの
無料税務相談会です。

東日本大震災による被災者・避難者向け無料税務相談会
http://www.tokyozeirishikai.or.jp/pdf/topics111031_2.pdf

震災で自宅や車が津波によって流された、なんて方がいらっしゃれば、
昨年(平成22年)に納めた所得税が還付される優遇制度がありますので、
大震災により東京都内に避難されている方は、ぜひご参加ください。
もちろん相談相手は全員税理士ですので、守秘義務を持って
相談に当たります。ご安心ください。

小さい子供がいる私のような家庭では、今まで大震災に遭われた方に対して、
何もできなかったことを歯がゆく思っておりました。
できることといえば3ヶ月に一回の献血のみ。
このボランティアの話が出たときは、喜んで手を挙げました。
私のような駆け出しがお手伝いできるかどうかはわかりませんが、
精一杯がんばりたいと思います。

さて、今回は前回に引き続いて事業計画書のポイントです。
まず、以下の事業計画をご覧ください。

     10月    11月    12月     1月     2月     3月
売上高 100,000 200,000 600,000 1,000,000 1,200,000 1,100,000


えっとですね、実際はもっとひどい数字でしたが、あまりにリアリティがないので、
上記のような数字に置き換えさせていただきました。
なお、借入希望金額は500,000円でした。業種は卸売業です。
どうですか? どのように感じました。
おそらくほとんどの人は


絶対無理だろ!!


と、感じられたはずです。(^_^;
実際にこの数字を見た際にも、上記の言葉が出そうになりました。
しかも運転資金をたかだか500,000円得た程度で3ヶ月の間に
売り上げが10倍になるなんて考えられません。

しかし、この事業計画を作成された気持ちは非常によくわかります。
数字の客観性を失わせるほどに自信のあるビジネスプランがあったのでしょう。
(まぁ、その自信の源も未経験のテレアポだけでしたが・・・)

このように、ついつい事業計画を作る際にはイケイケの計画になってしまうことがざらです。
現に金融機関の融資担当者は、申請者から提出された事業計画を話半分にしか聞いてません。
自信を持って作った最初の事業計画の半分ぐらいが実績になる、
ぐらいの気持ちを持ち合わせてください。





資金調達・事業計画の専門税理士
カワニシ会計事務所


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