【なぜ、研修は現場で役に立たないのか?】

 ~”劇的に現場が変わる!”研修の活かし方~


 研修で学んだことを現場で実践し成果を出せる人は10人にひとり!

 なんとも残念なことですね。
 教育投資効率からすれば残念どころか危機です。

 こういう状況では、組織はちょっと業績が悪くなると
 教育投資を絞り、さらに人材が育たなくなります。

 いくら生産性向上、カイゼン、カイゼンと叫んでも、
 教育投資しないと、どうすればよいのか分かりません。

 その結果、業績低迷が続いたり、悪化したり。

 現場が自主自力で改善できる力を身に着ける仕組みが
 社内に備わっているトヨタのような組織は稀です。



 一般的な社員教育は、OJTとOFF-JT
 の組み合わせで構成されています。

 ちなみに、OJTは
 On the Job Training
 のことで、業務を通じた教育訓練を意味します。

 これに対し、OFF-JTは、OJTに対し、
 業務を離れた教育訓練、

 すなわち「研修」を意味します。

 研修により知識を得て、その知識を
 業務を通じた実践で定着し、

 さらに不足する部分を研修で補強する。

 このサイクルを回しながら
 育成を図るというのが一般的です。

 研修には、専門知識を学ぶものや
 KJ法に代表されるアイデア創出法、
 問題解決手法などあります。

 最近は、ヒューマンスキル向上を狙った
 コーチングやコミュニケーションなどの
 研修もあります。

 あなたも研修に参加したことが
 あると思います。

 さて、その研修は現場で役に立ちましたか。

 残念ながら、私の場合は役に立ったと
 自信を持って言える研修は、

 ほとんどありません。

 私だけでなく、他の人からも
 そういった声を聞きます。

 きっと、あなたも同じようなことを
 感じているのではないでしょうか?

 誤解の無いようにしたいのですが、
 けっして研修が時間のムダだと
 言うわけではありません。

 研修では、とても勉強になった!よく分かった!
 明日から現場で実践しよう!

 そう意欲満々で帰路についたことも
 少なからずあるはずです。

 研修で学ぶことは、とても有益なのですが、
 なぜか、現場で役立てることが難しいのです。

 なぜでしょうか?

 実は、OJTとOFF-JTの間には
 大きな溝、ギャップがあります。

 そのギャップとはズバリ!「訓練」です。



 野球に例えましょう。

 OJTは試合です。そして、
 OFF-JTは、野球の解説書や体験教室です。

 あなたは、野球の解説書や体験教室に
 数日参加しただけで、あとは試合に出れば

 野球がうまくなって試合に勝てるように
 なるとおもいますか?

 ぜったいに思わないですよね!

 「訓練」をしなければ、うまくなりません。

 私の場合、空手道で黒帯を取るのに毎日、3年、
 乗馬でも障害飛越まで1年は、訓練しました。
 速読訓練は、20代から30年間続けています。

 教科書で理論も学び、試合にも出ながらです。


 それなのにビジネスの世界では、

 「訓練」しなくても、研修を受ければ、
 即、試合で勝てるようになると思われているのです。

 問題解決、アイデア創出、コーチングetc.

 こういう難易度の高いスキルが数日間の研修で、
 訓練することなく、即、現場で使えるのであれば、

 研修講師は巷に溢れかえっていることでしょう。


 これが、研修が現場で役立たない理由です。


 研修を現場、すなわち試合で役立てるには、
 訓練が必要です。

 OJTとOFF-JTのギャップを埋め、
 橋渡しをするのが訓練です。

 ただし、自己流で訓練しても効果は
 あがりませんし、なかなか実力が伸びません。

 効果的な訓練には、以下が不可欠です。

 (1)モチベーション(目的意識、ビジョン、ミッション)
 (2)効果的な訓練法
 (3)良き指導者

 まず、一つ目のモチベーションがなかったり、
 維持できないと訓練を続けることが苦痛になります。

 ところが、モチベーションの源泉となる
 目的意識やビジョン、ミッションを持たずに、

 上司に言われたからなどで研修を
 受けている人が意外に多いのも事実です。

 これでは、そもそも訓練の動機がありません。
 結局、研修は研修、で終わりです。

 ・何のための研修なのか(目的意識)
 ・研修によって、自分がどうなりたいか(ビジョン)
 ・自分の存在価値をどう示していくか(ミッション)

 が明確かつ強烈になければいけません。

 「野球がうまくなりたい!」だけでは、
 とても、キツイ訓練は続きません。

 訓練しても、直ぐにはうまくならないからです。
 続けなければいけません。

 ちなみに、Trainは連続、列車の意味もあります。

 「勝ちたい!」「優勝したい!」
 そういう強烈な目的意識が

 訓練に対するモチベーションを生み、持続させます。

 あなたが、その研修を受ける目的は?
 そしてビジョンやミッションは?

 これがハッキリしたら、
 次は、「効果的な訓練法」です。

 実は、この訓練法を教えてくれる研修が
 ほとんどありません。

 その理由は、前述のとおり、
 ビジネスの世界で「訓練」という概念が
 人材育成モデルから欠落しているからです。

 その欠落に、誰も気が付いていません。

 例えば、Excelの研修では、
 Excelの基本機能から上級機能まで学べます。

 そして、実際にパソコンを使った演習もします。

 しかし、その後、どうやって
 現場で使いこなせるように訓練すればよいのか、
 訓練法は教えてくれません。

 ”あとは各自、OJTでヨロシク。”

 以上!(オシマイ)

 結局、研修でやったことはほとんど
 身に付かず忘れてしまいます。

 これが、Excel研修をどれだけやっても、
 現場では、あいかわらず基本機能しか
 使わない人が多く、

 まるで方眼用紙のように使う
 Excel方眼紙止まりの一因です。

 プロジェクトマネジメントの世界でも、
 PMBOKやリスク管理を研修で学んでも

 それを現場で役立たせることが難しく、
 プロマネの実践力が向上しないのも

 同じ理由です。

 知識を得ただけで、訓練もせず、
 いきなり本番のプロジェクト試合に出ても、
 勝てるわけがありません。

 それどころか負け癖がついて、
 研修はムダというトラウマになってしまいます。

 特にITプロジェクトは危険の多い、
 難易度の高い試合です。

 そこに出ていく前には、十分な訓練と
 練習試合が欠かせません。

 若い経験の浅いプロマネを研修だけで訓練もせず、
 本番試合に出すのは、なんとも無謀なものです。

 スポーツの世界ではありえないことです。

 宮本武蔵は、「千日を鍛とし、万日を錬とする」と言い、
 「五輪書 地之巻 道を行う法則」にまとめています。
 http://www.kigyo-systems.com/books/gorin1.html

 第一に、よこしまな考えでないこと
 第二に、道は鍛錬すること
 第三に、諸芸に触れること
 第四に、諸職の道を知ること
 第五に、物事の損徳をわきまえること
 第六に、諸事目利きを仕覚えること
 第七に、目に見えぬ所を悟って知ること
 第八に、わずかな事にも気を付けること
 第九に、役に立たぬことをしないこと

 3つの重点を用意し、この法則に従い訓練を続けるならば、

 きっと、”劇的に現場が変わる!”ことでしょう。

 (1)モチベーション(目的意識、ビジョン、ミッション)
 (2)効果的な訓練法
 (3)良き指導者

 リスク管理における効果的な訓練法の一つが
 危険予知訓練です。

 劇的に現場が変わる!
 ITプロジェクトの危険予知訓練
 http://www.kigyo-systems.com/ask33.html

 3つめの「良き指導者」は、、、言わずもがな。

 ひとつだけ。

 良き指導者は良き指導者を育てます。
 その良き指導者も良き指導者を育てます。

 現場に良き指導者が沢山いれば、
 それこそ、劇的に現場は自力で変わります。



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 『企業システム戦略』の実践に役立つ書籍を紹介します。

 『兵法に学ぶ !!ITプロマネの極意』        
 『100の失敗事例に学ぶ !! ITプロジェクトの危険予知訓練』

  IT危険予知訓練ツール            
  http://www.kigyo-systems.com/tools.html

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