そんな欲深き生き物に『欲』を出したらあかん、ってあんた、殺生やでえ。


毎度おさわがせしております。
喜劇団R・プロジェクトの倉橋勝です。





欲が・・出ちゃいますよね・・・出ちゃうんですよ。

だって人間だもの。

あのう、

『笑い』って、欲を出したらダメなんですよ。

「知ってます」
って声が聞こえてきましたが、

これがねえー、実際はねえー・・・、

『狙う』。面白いことしてやろう。

もうダメです。


こういう『欲』が、心の中でかすってもダメです。

って言うけどね、

だって人間だもの。

「笑わせたい」って思うやん。
実際舞台の上で「笑わせたい」って思ったらあかん、っていうのは知ってる。
でも「笑わせたいやん」
そういう生き物やん。
元々は欲深き生き物やん。喜劇人って。

そんな欲深き生き物に『欲』を出したらあかん、ってあんた、殺生やでえ。

無欲でいかないと、っていうけど。

お客さんは役者の『狙ってる』に敏感です、っていうけど。

『欲』を出したらお客さんはすぐ引きます。

「身に沁みてます・・・」

そうは言っても、

そうは言っても、

人間だもの。

『欲』が出ちゃうよなあー。

『欲』にはですねえ、

確信犯の場合と、確信犯じゃない場合があります。

ボクが『欲』を出しちゃう場合は、だいたい確信犯です。

だって我慢できなくなる時があるんだもん!

めっちゃウケてるんだもん!

調子に乗るやーん。

調子に乗ったらいけません。


もう、喜劇専門で13年もやってるんだから。

では、確信犯じゃない場合というのは、どんな場合かというと、

本人は、全然『狙ってる』つもりはないんですよ。

でもハタから見ると、『狙ってる』。

気づいてない。

でもこれは、経験を積んでいかないと中々分からない。

あとは、『狙ってる』精神状態なのか、『狙ってない』精神状態なのか、分からない。

これも経験を積んでいかないと分かりません。

人によっても違うし。

どんな道でもそうですが、完璧に分かるなんてことはありません。

13年やってても、分かりません。

「今の俺狙ってたかあ」
あ、確信犯じゃないやつですよ。

しかし未だに確信犯するんだよなあ。

だって人間だもの。