東大病院の顔面神経外来へ行く日🏥
耳鼻科を経由して、ようやくお伺い出来る日が来た🏃
午前中は在宅勤務し、午後から出陣。
2回目なので迷うことなく到着できた。
受付後、ENoG検査のため検査室へ。
ネットの事前情報では、ちょっと痛いと書いてあったので少々ドキドキする😞
名前を呼ばれ検査室へ入ると、人がたくさんいてビックリ。
5、6人の先生がスタンバイしていた。
「靴を脱いでベッドに横になって下さい」
…あれ?ベッドに横になるの?
たじろいでしまう。
鼓動が速くなる。
……なぜならば、今日の靴下はヤバい。
足の甲に『ごりら』と書いてあり、気の抜けた顔をしたゴリラが微笑んでいるのだ。
顔の筋電図をするのに、靴を脱ぐとは想定外だった。
どうしようと思いながらも、皆真面目な顔をして私が横になるのを待っているので、靴を脱ぐしかない。
えいや!と場違いなゴリラをさらけ出す。
もちろん誰も何も言わないけれど、真っ黄色の靴下は多分嫌でも目に入るだろう。
足の甲にいるゴリラが気になりすぎて、筋電図検査の痛みなんて何ともなかった。
検査が終わる頃には背中が汗びっしょりだった。
『無地の靴下も買おう…』
そう反省していたら、診察室へ呼ばれた。
…あれ?
そこにいたのは、数日前に診察してもらった耳鼻科の先生だった。
顔面神経外来の専門的な先生がいるのかと思っていた。
なんだよ、ただ外来と言う名前の暖簾が変わっただけじゃないか…。
先生はテキパキと
「結果から言うと良くは無いですね。」
「恐らく3、4ヶ月位から口元に動きが出てくると思います。」
「この紙を見ながらマッサージをしてみて下さい。」
「次は3ヶ月後位に様子を見せて下さいね。」
「メチコバールとアデホスは90日分で良いですか?」
と、またもやあっという間に終了の雰囲気へ流れていった。
いや、ちょっと待って💦
「あの、ENoG検査って何%だったんですか?」
まず、そこが1番聞きたかった。
「2%です。正確には2.1%」
さらっと告げられた。
…………………………2%!?
言葉が詰まる。
あ、何か涙出てきそう。ぐっと堪える。
「回復はしてくると思いますが、後遺症が心配なので家でしっかりリハビリして下さいね。」
そうだ、リハビリ。
「あの、こちらでリハビリとか鍼とかあるとホームページで見たのですが…」
「あ、リハビリやりますか?」
「では私の方でリハビリテーション科へオーダーを出しておきますね。
3日以内に電話があると思うので、そこで予約して下さい。」
カタカタとパソコンを打ちながら説明をしてくれる。
………。
私は心の中がモヤモヤしていた。
検査結果のショックもあるのだが、先生の淡々とした診察が気になった。
先日の柳原法テスト結果も、今日のENoG検査結果も、私から聞かないと説明をしてくれなかった。
リハビリの件だってそうだ。
東大病院、顔面神経外来へわざわざ来た意味があったのかな?
ENoG検査が出来ただけでも良かったのだろうが…。
これじゃあ紹介状を書いてもらったクリニックにちょっと毛が生えただけじゃないか。
私が勝手に過剰な期待をしていただけなのかもしれないが、残念な気持ちになってしまった。
もっと顔を観察して『顔面神経麻痺とは』と、専門的な目線でアドバイス等をしてくれるもんだと思っていた。
耳鼻科を経て、2回に分けて来た意味は?
同じ先生なのはなぜ?
お会計も50分待った。
長時間の待ちは、大きな病院あるある。
しかし何の前向きにもなれない悲しい状況の中、長々待ち続けるのは気持ちの疲れに追い討ちをかける。
なので、お医者さんにはなるべく患者に寄り添った対応を希望したいのだ🙇
今回は能天気な私でもさすがに落ち込んだ出来事だった。
このままじゃ未来が見えない。
そんな気持ちになってしまった😞
リハビリテーション科の人は、親切だと良いな。
そしてちゃんと正しいマッサージ方法を教えてもらおう。
自分でやれる事、行ける所、何でも試そう。
T先生のカイロ以外にも、近所に顔面神経麻痺に詳しそうな鍼灸院も見つけた。
そこも行ってみよう👊
他の顔面神経麻痺の先輩方のブログを見ると、ENoG検査が0%だったという方もいる。
0%からでも回復は可能であるという。
私は2%あったのだ。
『充分、充分。いよいよ面白くなってきたな😎』
ドラマや映画だと、ここから驚異の回復をみせたりするだろう。
『現実でもそんな事、起こるんだ』
という回復を、私もここから起こしてやるんだ✨
まず、今日は無理せず落ち込んで😂
明日から気持ち切り替えるぞ👊