ゆりの話続きまーす
そして就活がスタート
皆がリクルートスーツに身を包み、まず最初に参加しがちなリクナビ合同説明会とかいう、どでかい就活フォーラムに行ったらゆりだけ私服
「めっちゃ恥ずかしい 気まずい」と言って会場の端っこの柱の影に身を潜めていた
今の年齢になったら全然そんなんいいやんて思うけど若かりしあの頃はムリよな
その日を境にゆりは就活をサボり始め
突如フードコーディネーター?の学校に通い始めさらにはブログもスタートさせ…
ブログって当時は珍しかったし保守的な私は就活しない彼女を心配したりもしました。
が、いまやゆりを知らない主婦はほとんどおらんのちゃうかというぐらいの有名人!
ロサンゼルスの日系本屋でもゆりの本が並んでるし(今日行ったら売り切れてた)
日系スーパーでも…!!
まさかロサンゼルスで再会できるとは!
日本人以外のお客さんは多分これ見て日本の女優かアイドルやと思ってるやろな
世界を股にかけて大活躍
誇りに思います
そんなゆり
私のアメリカ行きが決まった際、持たせてくれたのがこれ
まさかの…!
北京語版
これからアメリカへ行く友人に北京語の本を渡すというゆりのセンスな
北京語勉強してたことあったけどな
ブラックビスケッツのスタミナとタイミングは北京語で歌えるけどな
そしてこの北京語版、
日本語版と読み比べると色々面白くて
たとえばあとがきのページ
日本語版
北京語版
「楽観的でオープンマインドな祖母」になり
制作スタッフさん?読者?は
「私の周りの黙って大金を払ってくれる人」になり(そうやで。みんなゆりに黙ってお金払って本購入してるで!)
ゆりは紆余曲折を経て家事を辞めていたり
謎の「奈良県立歴史民俗博物館レシピ」はさすがに翻訳できず削除されていたり
ツッコミどころ満載
実際に北京語できる人が読むとちゃんとした文章なんやろけど、どのページもゆりの独特な言い回しがGoogle翻訳によってどえらいことになり、私はそれを見比べて楽しむ…という新たな楽しみ方を発掘
それにしてもこの本の翻訳者さん、心から尊敬します。
ゆりのボケ、のりつっこみを翻訳するには相当な語彙力やセンスを要するのではとお察しします。
ちなみに38ページのチャプチェは私のコメントだよ
あ、あと一つだけ言いたいことあった!
まだ続きます