脳科学とうつ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生の迷路の脱出方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生の迷路の脱出方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、かなり以前になるのですが、NHK総合で、最近のうつ病治療に関することが放送されたことがあります。

 

番組では、アメリカにおける、抗うつ薬に頼らない最新のうつ病へのアプローチがいくつか紹介されており、その新しい治療のキーワードは、『脳科学』でした。

 

つまり、うつ病を脳の病気として捉え、脳に直接働きかけることによってうつ病を治療しようというものです。

 

そして、番組で紹介されていた主な治療方法は、

 

①磁気刺激

②脳深部刺激

③認知行動療法

 

の三つでした。

 

まず最初に、うつ病を脳の病気として捉えるためには、そのメカニズムを簡単に知っておく必要があります。

 

このとき、大きくクローズアップされる脳の部位が、『前頭葉』と『扁桃体』という部位です。

 

扁桃体』は、脳の中心の奥深くにあり、主に、不安や恐怖、悲しみ、怒りなど、人間の負の感情をコントロールしている部位です。

 

これに対して『前頭葉』は、みなさんもよくご存知だと思いますが、今回は、前頭葉の中でも特にその左側にある『背外側前頭前野』という部位が重要になってきます。

 

この『背外側前頭前野』は、人の判断や意欲を司ると同時に、『扁桃体』の活動を制御するという機能も併せ持っており、うつ病の人たちの脳の活動を調べてみると、この『背外側前頭前野』の活動が低下し、『扁桃体』の活動が活発化しています。

 

つまり、『背外側前頭前野』の活動が低下しているために意欲や判断力が落ち込み、また、同時に『扁桃体』の活動が制御できなくなるため『扁桃体』の暴走を招き、不安や恐怖や絶望感に苛まれてしまう、というのが脳の機能面から見たうつ病の状態なのです。

 

そこで、一つ目の治療方法である『磁気刺激』では、この『背外側前頭前野』に直接磁気刺激を与えて活発化させることにより、人に意欲を取り戻させると同時に、『扁桃体』の活動を抑えようとするものです。

 

また、二つ目の『脳深部刺激』は、脳の奥深くの『25野』という部位に細い電極を埋め込んで、その部分に直接電気刺激を与えるというものです。

 

25野』という部位は、『背外側前頭前野』と『扁桃体』の両方に大きく関わっている部位で、この部位を刺激すると、『背外側前頭前野』と『扁桃体』の双方に働きかけ、不安や恐怖を軽減し、意欲低下を改善してくれます。

 

いずれの治療方法も、重要なことは、いかに『前頭葉』に働きかけるか、ということであり、それは、『前頭葉』の活動を正常に保つという目的のためです。

 

私たちがよく言う『意識的に行動しろ』というのは、取りも直さず、この『前頭葉』をうまく活用するということであり、学習と訓練によって『前頭葉』の活動を活発にしようというものです。

 

そのベースとなる考え方の一つに『認知行動療法』という、意識的な認識の仕方による脳へのアプローチがあるのですが、この効果については、また機会があればご紹介したいと思います。

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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