やっていることを見よ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、私たちは、ときに嘘をつきます。

 

口実や言い訳を言って、その場を必死で取り繕ったり、誤魔化したりしようとします。

 

また、私たちが嘘をつくのは、必ずしも相手が他人であるとは限りません。

 

私たちは、自分自身にも嘘をつきます。

 

私たちの思考や感情は、平気で自分自身を騙そうとします。

 

そして、私たちは、自分でついた自分の嘘に簡単に騙されてしまいます。

 

ただ、私たちには、どんなに頑張っても嘘をつけないものがあります。

 

これだけは、どうしても誤魔化しようがないのです。

 

それは、行動です。

 

人の行動は、決して嘘をつかないのです。

 

アドラーは言います。

 

言っていることよりも、やっていることを見よ」。

 

また、孔子も同じようなことを言っています。

 

人の言葉を聞いても、その行いを観察せよ」と。

 

もし人の真意を知りたければ、言っていることではなく、やっていることを観察すべきなのです。

 

たとえば、子どもが、机の上に宿題を広げて、

 

宿題やるの、面倒くさいなあ

 

と親に聞こえるように言ったとします。

 

こんなとき、親としては、

 

そんなことを言っていないで、さっさと済ませなさい

 

などと、小言を言ってしまうでしょう。

 

しかし、言っていることではなく、やっていることを観察するのです。

 

そうすれば、子どもがちゃんと宿題をやろうとしていることに気づくでしょう。

 

そして、それなら、何も言う必要がないことにも気つくはずです。

 

あるいは、部下がミスをしてしまい、

 

以後、気を付けます

 

と反省の弁を述べながら、その後も同じようなミスを繰り返すのなら、その部下は気を付けてはいないのです。

 

それゆえ、何か違う対策を講じる必要があることに気づくでしょう。

 

また、自分には、悩む理由や戸惑う理由、あるいは葛藤する理由など、正当な理由がいろいろとあると思うことでしょう。

 

しかし、そんなときでも、自分のやっていることに注目するのです。

 

もしそのとき、自分が何の行動もしていないのなら、それは、自分は行動したくないという表れなのです。

 

それゆえ、そのことを受け入れれば、何も悩んで自分を責める必要がないことに気がつくでしょう。

 

言葉は、往々にして嘘をつきます。

 

それゆえ、言っていることではなく、やっていることに注目してみるのがいいのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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