新聞配達 | フィジカル運動教室 http://www.aso-spo.net/

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愛知県岡崎市で活動しています、子供たちが遊びスポーツを通し楽しみながら、心と身体の根っ子を育むための教室です


前回のブログで

小学5年生から中学1年生まで続けていた新聞配達のアルバイトの事を綴りながら
思い出した
その間にあった数々のエピソード

今回は
その中の幾つかを紹介させて貰います

そもそも今となっては

何故
新聞配達を始めたのかも定かではありませんが

それでも

中日新聞を、小学5、6年生の2年間

中学生になってからは
毎日新聞を、野球部の部活で配達に間に合わなくなるまでの1年間続けて

思い起こせば
いろいろな事がありました


大降りの雨の中

配達も中盤に差し掛かった頃

自転車を押しながら上がる坂道

ふっと振り返ると

遠くの方から
これから配る筈の新聞が私の進んで来た道に目印を付ける様に落ちていたりとか


台風の真っ只中

猛烈な雨と風
その強風に煽られて田んぼに倒れ込んでしまった私
それでも
新聞を積んだ自転車だけは守ろうと
田んぼに突っ込んだ片腕を支えにして
顔も半分、水に浸かりながら
傾いたままの態勢で必死に耐えていたところを
通りがかりの耕運機のおじさんに助け上げて貰ったりとか
※この時は本当に辛かった事、今改めて思い出しています


冬の夕暮れ

一番星が見えたかと思うと
その星の数が瞬く間に増えて行く時間帯
真っ暗な闇の中で
片手で自転車の前輪を持ち上げて
もう一方の手でペダルを回しながら
ぼんやり灯ったライトの明かりで探した
墓地の横にあるお寺のポストとか
※私の子どもの頃の自転車は前輪を回す事でライトが点くタイプが殆どでした


配達先の立派なお屋敷

その家の側溝に五百円札が綺麗にたたんだ形で落ちていて
その家には「組長」と書かれた表札が掛けられていて
ヤバい家だと思いながらも
そのお金をそっとポケットに忍ばせて
※組長の表札はその地区の組長さんの意味である事を知ったのは
もう少し大きくなってからの事でした

その拾ったお金をどうしたものかと考えあぐねながら
時々、配達の途中で立ち寄る
お好み焼き屋さんのオバちゃんに相談したところ

デラックス焼きそば食べていきな

と言う事になり

それでも
食べ終わった後は
やっぱり何故か後ろめたさが何時迄も残って

結局
焼きそばを食べたお釣りのチャリ銭を
交番に届けに行って褒められたり


片想いの女の子の家

玄関の横にポストはあるけれど

毎回
わざわざ玄関の扉を開けて
大きな声で新聞で〜す!

なんてやっていたある日

いつもの様に玄関の扉を開けると
お風呂上がりのその子が立っていて
次の日
配達に行った時には玄関の前にその子のお母さんが立っていて

勝ちゃん
新聞はポストで良いからね
などと諭されたり


勢い良く坂道を降っていると突然ブレーキが壊れて
カーブを曲がり切れずに
そのままスーパーの売り場に突っ込んだり


警察犬の飼育をしている家があって

家の周囲は柵で囲まれていて
その家の玄関先のポストに行く為には
何頭かの大きな犬が放し飼いになっている中を歩いて行くのですが

その時に噛まれた跡が
今もうっすらお尻に残っていたり
※その後ポストの位置は柵の前へと変わりました


当時流行っていた仮面ライダーカード



そこは自分で稼いだお金

今で言う大人買い

仮面ライダースナック
一箱そのまま買って

スナックは箱のまま
封も開けず空き地に捨て
ライダーカードだけを持って家に帰ると

何とそこには
捨てた筈の箱詰めライダースナックが届けられていて

そりゃそうですよね

小学生の行動範囲なんて知れたもの

挙動不審な私の姿を見ていた空き地の近所に住むおじさんが
わざわざ家まで届けてくれたそうで

親父の鉄拳制裁を食らった後は
毎朝
ライダースナックを食べてから学校に行く事になったり


小学校では本当はアルバイトは禁止で

それでも
わんぱくが少しでも治れば的に

私の両親と学校の先生との間の暗黙の了解でやっていた筈の新聞配達だったのに

小学校での体育大会の日

新聞販売店の社長さんが
たまたまPTAの会長さんで

その会長さんのご挨拶

この学校には頑張って新聞配達をしている子がいます!

などと

全校生徒、先生から保護者まで
また、学区の殆どの人が集まっている校庭でスピーカー越しに讃えて頂き

前に出さされ

本当に勝ちゃんは偉いと褒められて

何故か
先生方は皆
苦虫を噛んだ様な表情で拍手してくれていたり

「空気を読む」

今考えると
多分
この頃に覚えたのだと思います

中学生になってからは
野球部の練習を終え
クタクタになりながら販売店から配達へ

そんな配達先の一軒
家の前には
見るからに気難しそうな初老のおじいさんが
竹ぼうき片手に玄関周りの掃き掃除をしています

夕刊です
と言って新聞を渡そうとする私に

何時だと思ってるんだ
こんなのは夕刊じゃなくて暮刊だ!
と怒鳴られ

ご苦労様じゃないんだな

そんな事を思いながら
野球部のユニフォームにジャンパーを羽織ったまま
次の配達先に向かった事だったり

とにかく
とめどなく溢れ出す思い出の数々

本日はこのあたりで

ご清読(こんな言葉あるのかな?)
ありがとうございました

追伸
今回のブログは読んで頂いている方とのジェネレーションギャップに考慮して
※説明文を多く付け加えさせて頂きました

また
アルバイト料の一部は生活費として母親に渡していました

本当ですから!