こんにちは校長の伊藤です
今年で５年目を迎えたフィジカル運動教室
元気に走り回る子もいれば
なかなかお母さんお父さんのお膝から離れられないでいる子
お話を聞いたりじっとしているのが苦手だったり中には素晴らしい身体能力に驚かされる子がいたり
様々な個性がそれぞれの煌めきを放ちながらの日々
そして
それを見守る保護者の表情にも日々様々な変化が表れます
入会した当初は何故周りの子に出来る事が自分の子には出来ないのかと
他の子と比べ悩んだり
休憩の度に子どもに注意を与えたりする親や
気難しそうに自分の子どもを観察する親御さんもいて
そんな時こそ校長先生の出番です
親御さんの横に座り何を気難しい顔をしてるんだ？と声を掛け
はじめて来た頃に比べて随分大きな声で返事が出来るようになったなと
子どもの成長を伝え
時にはお母さん同士が話に夢中になっている
姿に
今すごく上手に縄跳び跳べたのに
お母さん見てなかったなどと茶々を入れ
そんな子ども達の親が私の息子や娘に近い歳だったりして
教室の帰りには
親子が笑顔で帰路につく事を心掛け進める教室
それでも「みんな違ってみんな一緒｣をコンセプトとしたこの教室は
健常と療育の垣根を越え様々な個性の子どもが一緒に身体を動かす事を楽しむ為に整えるべき課題も山積していて
同時にそれらの課題もクリアしながら進む日々でもあります
もう少しででんぐり返しが出来そうなのに
もう少しで縄跳びが跳べるのに
転んだ時ももう少しで自分の力で立ち上がれるのに
そう
この教室では
その
もう少し
こそが常の課題であり大切なテーマなのです
出来ないことは恥ずかしいことではないよ
それは出来た時の喜びがたくさん待っているという事だから
このプロセスを重んじる姿勢が
何が出来るかを見つけるところから始まるというスタートラインに着く原点となります
そこで
この７月より
フィジカル運動教室は
竹の子幼稚園遊戯室を会場に
月４回の木曜日クラス
月２回の土曜日クラス
の２教室となります
もう少しの
その先に進む為に欠かせない環境を整えるべく
幼稚園の平岩理事長の御好意を受け
シェル先生を中心に
スタッフにも
シドニーオリンピック元日本代表候補のお母さん
アートの時間を担任してくれるお母さん
保育士のお母さん
教員保育士を目指す大学生も加わり
８月にはお母さんになったあい先生も事務仕事から復帰の予定です
実はシェル先生にも春の予感が・・・♪
みんなの笑顔が繋がり
みんなの想いが繋がり
みんなの心が繋がるための次の一歩を７月から
フィジカル運動教室は踏み出します！
