文化芸術による子どもの育成事業(文化庁)二回目は、高知県立中芸高等学校にてナレーション教室を行いました。
まず、呼吸や顔面ストレッチといった基本的なアップ作業を。
その後の滑舌練習では、代表して6人のメンバーにステージに上がってもらい、実際に読んでもらってから私がポイントを説明し、全校生徒で復唱するという形をとりました。
続いてナレーション実習。
先程とは別の6人にステージ上に上がってもらい、例文を読んでもらいました。
スタンドマイクを使う際、次の人の為に高さを調整してあげるといった心遣いや、原稿のおかしい点に気付けるかなど、現場で必要とされる細かい点などもレクチャー。
その後一人ずつ読んでもらい、無声化や姿勢、アクセントなどについて説明後、最後は私が読みました。
決してお手本などではなく、私ならこう読むというだけの例をやったまでです。
最後に、表現に正解はないということや、様々な声の仕事があるという話をし、一時間の授業は幕を閉じました。
兼定将司