陸上自衛隊東北方面隊の創隊５６周年の記念行事が、宮城県の仙台駐屯地で開催されました。
郡山駐屯地のオピニオンリーダーとしてお声掛けをいただき、本日も式典から陪席させて頂きました。
隷下３４個部隊の隊員が整列するなかで式典は挙行され、引き続き、選抜された女性隊員によって編成される同方面隊唯一のフラッグ隊による華麗な演舞が披露されました。
そのあと、敵陣市街地に取り残された民間人を救出し、さらに敵陣に侵攻・制圧するという想定で、訓練展示が行われました。
基地内では装備品の展示も行われ、戦車やヘリコプターなどの普段は間近に見ることのできないそれらの機材の周辺には、多くの家族連れが興味深げに見入ったり、一緒に写真に収まったりする光景があちこちで見られました。
朝方の曇天からむしろ日差しが暑いぐらいの天候となり、多くの家族連れやミリオタの老若男女が広い駐屯地にあふれ、装備品の展示を見て回ったり露店をのぞいたりしながら、思い思いに過ごすひとときです。
普段、厳ついイメージを持たれている自衛隊が、このような機会を通じてその任務の必要性と重要性が正しく理解され、屈強ではあっても国民に寄り添い共にある集団・組織なのだということが広く認識されていくことを願うばかりです。