今年のイベントは前後半に分けられ、まずは、駐屯地体育館で行われる演芸ショーで幕が上がりました。
福森駐屯地司令の開会宣言のあと、駐屯地の隊員有志が行う太鼓演奏「未来響衛太鼓」の勇壮なリズムを会場いっぱいに響かせて祭り気分を盛り上げたところで、市内の県立あさか開成高校のフラタヒチアンダンス同好会の皆さんによるフラが披露され南国ムードで会場が満たされました。
居合や自衛隊ならではの銃剣道の型の披露や、東北方面隊所属のフラッグ隊による華麗なフラッグショーなども行われ、私も含め観客として見る方も演者に負けないくらいの集中ぐあい？で、それぞれの演目を楽しく見せてもらったところです。
後半は、営庭に会場を移し、バーベキューパーティーがこれまた賑やかに行われ、部隊ごとに分かれてそれぞれの隊員とその家族の皆さんが一緒になって飲んだり食べたり、賑やかな、それでいてとてもアットホームな感じがそこはかとなく漂う、夏のひとときとなりました。
巷間、安全保障関連法に関する曲解が流布され、隊員とそのご家族皆さんに大変なストレスが掛かっている状況がありますが、ここにいる方々こそ、その当事者としての思いをさらに内に秘めながら、日々訓練とその日常のサポートを続けてくれているということに、思いを寄せる機会ともなったところです。