平成24年度の自衛官候補生課程修了式が陸上自衛隊郡山駐屯地で開催され、私も式典に陪席させて頂きました。
去る4月7日にこの場所で入隊式を行った36名の若者が、一人も欠ける事なくこの日を迎えたことは、同じ道を歩んだ事のある者のひとりとして感動の極みでもあります。
一人ひとりが児玉恭幸第6特科連隊長兼ねて基地司令の前に歩み出て新たに踏み出すべき新任地への辞令を受け取り、自席に戻る前に高らかに新任地を復唱しこの日を迎えられた感謝とこれからの希望を述べる36名の声に、思わず胸が熱くなるのを感じたのは、私だけではなかったと思います。
このような感動的な式典を企画し、またそれを了として認め実行された連隊長をはじめとする部隊関係者の皆様に敬意を表するとともに、このような席に立ち会う事が出来たことをうれしく思います。
彼らの一人ひとりが、次なる後期教育課程などで更にたくましく大きく成長し、りっぱな自衛官として活躍してくれることを心から願っています。