原爆とタニシ | きだみのる鍼灸整骨院のブログ

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御徒町で伝統的な鍼灸、整骨などの治療院をしているかたわら、
ストリートダンスや格闘技選手のトレーナーをしています。


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今日は長崎原爆投下のあった日です。
 
平和であって欲しいと願うと共に、
原爆と聞くと必ず思い出すのが

『タニシ』

なのです。
 
タニシとは川や田んぼによくいる
淡水の巻貝ですね。
 
 
これは長崎ではなく広島の話ですが、
被爆後の女性が瀕死の状態であったのが、
タニシを薬として服用して
予後が良かったと言う話なのです。

私は日本の伝統鍼灸治療を
四国の先生に教わっていました。
 
そのため、関西~九州などの西方の先生が多く、
そこで聞いた広島の外科の医師・漢方医の
故・小川新先生のお話です。
 
話の概要は、
 
『被爆後2週間から
発熱、出血斑、脱毛、歯齦出血、下血などの
放射線被曝による症状が出始め、
8月下旬には瀕死の状態で絶望的。
 
両親は葬式の心積もりであったが、
父親が田んぼから田螺(タニシ)を採取してきて、
殻をやぶり生のままをすりつぶして飲ませたところ、
翌日から次第に熱が下り、出血も止まって、
一命をとりとめたというのである。
現在は、結婚して一児の母。(発表当時1989年)』
 
と言う話です。
 
漢方治療、自然療法は
体質に合わせなければ効きませんが、
こうした
【急性症状】
の場合は体質は関係ないので
広く活用された【秘法】
であったのかもしれません。
 
この他、被爆後の民間療法で活用された生薬の例は、
ドクダミ、
水をたくさん飲み吐かせる、
楠の木の葉、
柿の葉、
キュウリやトマトをたくさん食べた、
などの話もあります。
 
この様な貴重な話が後世に残っていて欲しいなと思います。
 
●小川新先生の記事
~原子爆弾傷、特に原爆症に対する民間療法「伝承の英智」(改訂)~
http://shin-lon.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-60b4.html
 

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