COVID-19 について

 

予防法(ワクチンや免疫力アップの方法)や治療法(有効性の証明された薬剤)が確立されれば、

 

基本的な考え方や対処、社会のあり方は、COVID-19 でも、インフルエンザでも、同様になります。ホモサピエンスの知恵と科学に期待!

 

医療ニュースから:以下

 

新型コロナ:新型コロナ 寄生虫薬で死亡率減 「イベルメクチン」 米研究

 

 新型コロナウイルス感染症の治療薬を巡り、抗寄生虫薬の「イベルメクチン」に死亡率を下げる効果があるとする報告を、米国のチームがまとめた。イベルメクチンを使った患者の死亡率は、使わなかった患者と比べて約6分の1にまで抑えられたという。

 

 イベルメクチンは、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した、大村智・北里大特別栄誉教授が発見した細菌が生成する物質を基に作られている。寄生虫によって失明するオンコセルカ症や、皮膚が硬くなるリンパ系フィラリア症などに使われてきた。

 

 米国のチームは20年1~3月に新型コロナウイルスに感染し、治療を受けた人のデータを収集。169医療機関からイベルメクチンを使った704例と、使わなかった704例とを比べ、統計分析した。

 

 その結果、人工呼吸器を必要とした患者のうち、イベルメクチンを使わなかった患者は死亡率が21・3%だったのに対し、使った患者は7・3%と約3分の1にとどまった。患者全体では、イベルメクチンを使用した時の死亡率が1・4%で、不使用だった時(8・5%)と比べて約6分の1に抑えられた。

 

 チームは「さらに研究が必要だが、治療方法の一つとして検討する材料にはなる」としている。