みよの台薬局「未来医療勉強会」

「援助者である」とは?

中級編:第2回

「自分の判断基準を観る その1」

3月21日、木曜日、午後7時30分からみよの台薬局本部にて、中級編第2回を開催しました。

「援助者である」ためには、どのような医療者であればよいのか?
医療とは、相手の苦しみを軽くすること、なくすることであるならば、それは、相手の判断基準を援助すること。もし、そうならば、どうやれば、相手の判断基準を援助することができるのでしょうか?

相手の判断基準を援助するためには、認識技術が必要。

認識技術とは、目に見えないもの、観察できないもの、計測できないものを対象にした技術。そして、感情や心を観る技術です。そして、自分の判断基準を観る、相手の判断基準を観る、観点を変化・移動・運動させる技術です。

第2回では、「自分の判断基準を観る その1」として、ワーク形式で、自分の判断基準の探求、そして、相手の判断基準を聴く 体験をしていきました。

前回のゲームと打って変わって、皆さん、かなり真剣。

趣味で大切にしているもの
家庭で大切にしているもの、
仕事で大切にしているもの、

そして、なぜ、それらを大切にしているのか?
ええ??なんだろう?どうしてだろう?皆さん真剣に探っていきます。そして、どんな聴き方をすると、うまく聴けるのでしょうか?

ふー・・・。皆さん、無事体験できたようです。

そして、更に、自分の嫌いな人を思い浮かべます。
どんなところがきらいなの?
どうしてきらいなの?
そうすることで、どんな気持ち、思い、感情になるの?

皆さん、探求していきます。どんなところ(刺激)に反応して、嫌いという感情をもって、そして、行動しているのか?
いままで、意識しないで、無意識に反応していることに気づいていきます。あるいは、思わぬことに気づく方もいるようです。

自分の判断基準の探求、相手の判断基準を聴く、
援助者である、相手の判断基準を援助するためのはじめの1歩がはじまりました。

皆さん、お楽しみさまでした。